YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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普通・・・

この言葉を聞くと、

どうもブログを書きたくなります。

 

先日、ある方と今後の内容を含めて電話打ち合わせ。

相手はプレカット会社の方。

プレカット会社って!?

これは今の木造住宅を支えてくれている1つの工程という感じです。

 

昔は家を建てる時は、棟梁が1本の木材を加工して

柱や梁にしていくという「現場での手加工」で家をつくっていました。

棟梁の腕や匠の技。

「適材適所」という言葉の語源もここにあるとか。

 

でも現在ではそのようなことをしていたら、

いつになったら家が完成するのだろう・・・

 

ここで登場するのが「プレカット会社」

「カット」を「プレ」してくれる。

木材の加工をあらかじめしてくれる会社が「プレカット会社」です。

ずっと前に私が撮影したプレカット工場はこんな感じ。

木材が機械に入っていくと、柱や梁が加工される。

簡単に言うとこんな感じですが、

全て人がパソコンに入力しています。

さらに機会でも加工できないものがあると、

プレカット工場にいる大工さんが手で加工する。

そして上棟などのときに工場から出荷される。

これが今の木造住宅の主流の「プレカット」です。

 

ここの担当さんと今後の家づくりの状況について打ち合わせ。

私から「また新しい図面を送ります」

担当者「普通ではないんでしょうね・・・」

この「普通」という言葉にはどうしてもつっかかる。

 

この時はサラッと流しましたが、

私がもしかすると一番嫌いなのが「普通」という言葉なのかも・・・

以前にも「普通ならこうする」とある担当者に言われて

「普通とは誰基準の普通ですか?」と聞き返しつつプッツンしたことがあったな・・・

 

さて、YAMATOの家は「普通」ではない!?

私にとっては日常であり「普通」のこと。

でも他社さんのプレカットも行っている

プレカット工場からすると「YAMATOは普通ではない」らしいです。

それは骨組みも・・・

 

いやいや、「普通」にオーナー様ご家族のご要望と、

YAMATOの家の提案をまとめたら、

「普通」にオーナー様ご家族だけの家になった。

というよりは「普通」に注文住宅をしているだけですけど・・・

 

でもずっとYAMATOの家を担当してくれている

プレカット会社の担当者さんは、

YAMATOの家は「普通ではない」と思っているらしいです。

 

思い当たらないわけではない・・・

YAMATOの家のプレカットの図面を

1度、他の人が触ったことがあるが、

図面の理解度も含めて極端に質が低下した。

その瞬間からYAMATOの家は

いつも同じプレカットの図面を書いてくれる人になった。

なったというか、相談の上おなじ人にすることを条件にしてもらった。

普通の人では理解できないのがYAMATOの家の図面なのかもしれない。

 

久しぶりにこの「普通」という言葉にびびっときたので

文章だけのブログとなりました。

というより、自己満足のブログですみません・・・

普通という言葉を今日は何回書いたのだろうか・・・

 

あっ!!今日は「普通」より早く帰らなきゃ♪

奥さんのお誕生日♪

ただこの普通より早く帰るの普通は、峯田基準の普通なので、

そこまで早くないことだけはオーナー様ご家族は

知っている基準なのかもしれません・・・

 

YAMATOの家 峯田

 

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段差はデメリット!?

さて、今週末に見学会となる

YAMATO小山町の家をチラッとだけですがご紹介させていただきます。

 

YAMATO小山町の家のポイント・・・

それは「段差」があるということ。

 

段差という、

「バリアフリーが!!」となにかと

段差をデメリットだけで処理される方がいますが、

段差が実際は使い勝手を良くしたり、

見た目がよくなったりすることがあります。

 

ではYAMATO小山町の家より

リビングと畳コーナーの写真です。

どうです?

2ヶ所段差を見つけることができましたか?

 

1つは簡単だと思います。

「畳コーナーが段差になっている」

これでは畳コーナーにあがるのが大変じゃん!!

といってすぐに否定される方がいます。

この段差・・・

40cmあります。

そもそも階段の段差は建築基準法で一番厳しく考えると

22cmの段差以下にしなければならない。

その約2倍の高低差ですよ?

普通に登れるような段差ではないですよね・・・

そう、のぼることを想定した高さではないです。

「座る」ことを想定している高さです。

40cm・・・これは椅子の座面の高さ。

畳コーナーの段差に座ってみるとよくわかります。

座りやすいんです♪

なので、奥にはカウンターを設置。

掘りごたつのように足が入れられるようになっているので、

子どもたちのスタディースペースとしても利用できます♪

椅子がなくても勉強しやすい!!

さらに40cmの段差を利用して、畳下に引き出しも準備!

畳コーナーの段差が

「収納」と「座り心地」という2つのメリットになるんです!!

 

お次は使い勝手というより見た目♪

2つ目は「階段」というあたりまえの段差。

ただ・・・

普通の階段とは違います!!

なんと「階段の一部にTV収納」があります。

TV収納が階段になったのか・・・

階段がTV収納になったのか・・・

階段の2段分の高さが約40cmです。

これはTVを置くにもちょうどいい高さ。

TV収納の脇に階段をただ作るのではなく、

階段と一体になったTV収納にしました♪

一体感がうまれてこれまたカッコイイ!

注文住宅って感じですかね♪

棟梁はこの一体感を出すために結構苦労してくれました。

事務所に来て、細かな施工方法を相談しているすがたが懐かしい♪

 

どうです?

段差というだけでデメリットしか浮かばない方がいますが、

そうでもないんですよ♪

段差は視覚的、空間的、機能的にも必要な場合や、

あったほうが良い場合があります。

なので「段差」という言葉だけで判断しないでくださいね。

 

でも段差があると、図面は面倒なんですけどね・・・

 

今日は今週末見学会になるYAMATO小山町の家の

見学ポイントをご紹介させていただきました。

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設計レシピ!真鶴の家 見えすぎ!?

週末の設計レシピは昨日に続いて、

真鶴の家プロジェクトからご紹介させていただきます。

真鶴の家の特徴・・・

リビングから寝室が見えている!

というよりはリビングの一部に寝室がある感じです。

これは二拠点居住というキーワードです。

都心部で日常を送りつつ、ちょっと離れた場所で

リモートワークをする。

日常と非日常を使い分ける理由です。

難しい言い方なので、簡単に言うと、

ホテルのような間取りが「真鶴の家」という点です。

なので、こちらもまる見え!

お風呂からは真鶴の海が見えるように大きな窓を配置。

お風呂に「透明ガラス!?」

これはウッドフェンスを設置することや、間取りや建物の配置など

計画段階から周囲の環境にも注視しているYAMATOの家ではいつも通りの設計の結果。

だからお風呂に透明ガラスが採用できています。

まぁ、一応ブラインドも設置されいる。

使わないで入ってもらいたいところです。

さらにトイレからお風呂もまる見え!!

リゾートホテルなどでは普通のことですよね。

トイレも脱衣室の一部に配置し扉もなくしました。

脱衣室には扉をつけて廊下とは一線引いたのですけどね。

最初のYAMATOの家からの提案では

この脱衣室の扉すらなかった・・・

ただやりすぎという点であえなく採用されなかった・・・

できればやりたかった提案です。

実際のところ、真鶴の家では室内の扉が2ヶ所だけ。

在宅ワークをするワーキングスペースの入り口と、

脱衣室の扉。

もちろん収納はいつものようにMADE IN YAMATOの

オリジナルの扉で目隠ししていますよ♪

この扉の枚数が少ないのはホテルライクな空間演出という意匠性だけではなく、

室内の温度環境を一定に保つため、

扉で空気を遮ることなく室内の温度環境を一定にする意味も含めて行いました。

ちなみに、エアコンの効きをさらに考慮するため、

小屋裏収納の床の一部はスリットが設けられていて、

床から1階がまる見えの部分もありました♪

右隅に微妙に床と違う場所があるのがわかりますか?

そこにガラリが設けられていて空気が流れるようになっています。

これは意匠的にというよりは完全に温熱環境のため。

こういった内容も含めてYAMATOの家が

真鶴の家プロジェクトの設計および施工をすることになった

判断基準だったようですよ。

 

さて真鶴の家をご紹介するのはここまで、

まだ今週末に見学会のあるのYAMATO小山町の家や

進行中の家づくりなどなど、

ご紹介させていただきたいものがたくさん!

 

真鶴の家が気になる方は、ネットで検索してみてくださいね♪

リビングテック協会さんがネット上で真鶴の家の室内を

三次元で見れるようなシステムもアップしてくださっていますよ。

 

週末の設計レシピは真鶴の家プロジェクトについてご紹介させていただきました。

来週末は・・・なにをやろうかな~♪

YAMATOの家 峯田

 

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設計レシピ!真鶴の家 平屋なのに階段!?

9月2日にリリースされた「真鶴の家」プロジェクト。

プロジェクトの大きな部分は

「職人不足」「コロナ禍」「スマートホーム」という点です。

これらは私が書くほどでもなく、

文章のプロの記者の方々がネットに記載してくださっているので

そちらをご覧ください。

「真鶴の家 プロジェクト」と検索すると出てくるかと思います。

 

さて、設計と施工を行ったYAMATOの家だからこそ知る

真鶴の家の「家のポイント」を今週末の設計レシピでご紹介させていただきます。

 

真鶴の家が建っている「真鶴町」という地域。

ここは坂道も多く、敷地に高低差がある場合が多い。

実際、真鶴の家も道路から1.5m程度の高低差がありました。

道路よりも1.5mも低い土地に家を計画しなければなりませんでした。

あわせて前提条件が「平屋」という点。

 

これらを解消するのが大きな課題でした。

ただ、昨日の私のブログでもアップしましたが、

YAMATOの家では建築士が現地調査します。

敷地の高低差などを細かく調査することは日常。

なのであとはどのように間取りで解決するかが大きなポイント。

高低差があれば必要になるのは「階段」です。

平屋だけれども階段がある。

ただ、これはかなり素敵な演出ができる場所になりました。

仮に真鶴の家に階段がないと、

このようなアングルで室内を見ることになります。

が!!

リビングに入る前に階段があることで、

このような視覚的にも立体感のある空間演出が出来ました。

さらに、小屋裏収納をつくることで、

真鶴の家には3つのレベル差で空間を創り出しました。

LDKが一番下のレベル。

玄関や階段につながる廊下の真ん中のレベル。

小屋裏収納という最上段のレベル。

平屋という画一的な空間になりやすい間取りだけれども、

真鶴という地域の土地の特徴を家の中に取り込むことで

面白い空間演出ができました。

 

高低差があると基礎の形状や断熱の施工などにも

気を付けなければならない点がありましたが、

これらは日頃から外構と合わせた家の計画をしていたり、

高気密・高断熱の施工に取り組んできている

YAMATOの家にとっては応用編ぐらいの内容。

 

高低差があったからこそ面白い空間が出来ました。

今日は真鶴の家は平屋だけど、階段がなぜかあることを

ご紹介させていただきました。

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