段差はデメリット!?
さて、今週末に見学会となる
YAMATO小山町の家をチラッとだけですがご紹介させていただきます。
YAMATO小山町の家のポイント・・・
それは「段差」があるということ。
段差という、
「バリアフリーが!!」となにかと
段差をデメリットだけで処理される方がいますが、
段差が実際は使い勝手を良くしたり、
見た目がよくなったりすることがあります。
ではYAMATO小山町の家より
リビングと畳コーナーの写真です。
どうです?
2ヶ所段差を見つけることができましたか?
1つは簡単だと思います。
「畳コーナーが段差になっている」
これでは畳コーナーにあがるのが大変じゃん!!
といってすぐに否定される方がいます。
この段差・・・
40cmあります。
そもそも階段の段差は建築基準法で一番厳しく考えると
22cmの段差以下にしなければならない。
その約2倍の高低差ですよ?
普通に登れるような段差ではないですよね・・・
そう、のぼることを想定した高さではないです。
「座る」ことを想定している高さです。
40cm・・・これは椅子の座面の高さ。
畳コーナーの段差に座ってみるとよくわかります。
座りやすいんです♪
なので、奥にはカウンターを設置。
掘りごたつのように足が入れられるようになっているので、
子どもたちのスタディースペースとしても利用できます♪
椅子がなくても勉強しやすい!!
さらに40cmの段差を利用して、畳下に引き出しも準備!
畳コーナーの段差が
「収納」と「座り心地」という2つのメリットになるんです!!
お次は使い勝手というより見た目♪
2つ目は「階段」というあたりまえの段差。
ただ・・・
普通の階段とは違います!!
なんと「階段の一部にTV収納」があります。
TV収納が階段になったのか・・・
階段がTV収納になったのか・・・
階段の2段分の高さが約40cmです。
これはTVを置くにもちょうどいい高さ。
TV収納の脇に階段をただ作るのではなく、
階段と一体になったTV収納にしました♪
一体感がうまれてこれまたカッコイイ!
注文住宅って感じですかね♪
棟梁はこの一体感を出すために結構苦労してくれました。
事務所に来て、細かな施工方法を相談しているすがたが懐かしい♪
どうです?
段差というだけでデメリットしか浮かばない方がいますが、
そうでもないんですよ♪
段差は視覚的、空間的、機能的にも必要な場合や、
あったほうが良い場合があります。
なので「段差」という言葉だけで判断しないでくださいね。
でも段差があると、図面は面倒なんですけどね・・・
今日は今週末見学会になるYAMATO小山町の家の
見学ポイントをご紹介させていただきました。
YAMATOの家 峯田
一級建築士事務所 YAMATOの家
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2021/09/06