想ひ出
人にはいろいろな思い出があります。
そしてその中には、昔住んでいた家との想ひ出も。
でも新しい家をつくる時に、昔の家を取り壊してしまうことも。
それは快適さ、耐震、ライフスタイルなどなどで
やむを得ないことです。
ただ想ひ出を完全に失ってしまうのもそれはそれでさみしい。
解体前に旧家前で写真と撮影していたオーナー様ご家族。
やはり想ひ出がいっぱいだったのでしょう。
その家から何やら運ばれてきました。
コレ・・・
書院戸(しょいんと)と呼ばれるものです。
歴史の苦手な私ですが、
建築の勉強をし始めてからようやく書院という言葉になれた。
書院造(しょいんづくり)という言葉を歴史の教科書で
目にしたことがあるのではないでしょうか。
室町時代からの住宅様式で、どちらか武家の家にあった作り。
書院造というのをネットで調べていただければともいますが、
その書院造を構成していた中に付け書院というものがあります。
そこにはめ込まれていた、戸が今回の書院戸と呼ばれるもの。
格子で作られたものや、
障子が貼られたものなどデザインは様々ですが、
今回は装飾がされた書院戸が旧家にありました。
これを、新しい家に付けよう!
ただ、そのつける場所が・・・
ヌックスペース・・・
えっ?間接照明?
これまた詳細図面で検討・・・
面白い場所が登場しそうな予感。
その前に私の図面の時間・・・
こんな家づくりも面白いかと思います。
建て替えをご検討の皆様。
YAMATOの家ではこんなことも行っているので
ご参考にしていただけたらと思います。
by Mineta
一級建築士事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
人に伝える
毎週火曜日の工程会議。
いろいろと話し合いがもたれる場。
その中で、新しく始まったのが自分の業務の伝え方。
日ごろ取り組んでいる業務。
私が一番多いのかもしれませんが、
峯田にしかわからない情報というのが多すぎ。
簡単に言うと、個人能力やマンパワーだけで
汎用性もなく、生産性も低く、業務上支障をきたしかねない内容。
人も増え、業務も増え、家づくりも増え。
そうなってくると一人の能力の限界なんてすぐにくる。
そこでいかに自分の日ごろの業務を他の人に伝えられるか。
しかも自分の業務から一番遠いところにいる人でわかるように
伝えることができるかが判断基準でした。
業務がわかっている人間ってダメですね。
わかっているから簡略的に説明したがる。
石田からの指摘、小宮山からの指摘・・・
玉砕です。
説明力不足・・・
数項目の業務内容の説明を作っただけでしたが、
いろいろ課題が浮き彫りです。
でも少しづつ。
私の業務を小宮山が食い込んで行っている。
すごい理解力。
そして石田も小宮山の業務を食い込んで行っている。
設計力がさらにアップするように私が取り組まなければならない
脳内の情報発信。
今までの経験値をアウトプット・・・
全てを二人に託すためにも日々やっていかなければ。
今日は自己反省のブログとさせていただきました。
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交代
大谷翔平選手ですら、
交代を言い渡されるときがある。
そんな大それた交代ではないですが、
私の手元が交代です。
1日のうち、どのくらいの時間を触っているかわからないのが
パソコンのマウス。
今までにいろいろ試してきましたが、
logicoolというメーカーのマウスが一番手になじんだ。
そんな理由で設計のキーボードからマウスまで
私が好みというだけでlogicoolに統一しています。
ただ設計においてキーボードもですが、
マウスも消耗品。
こんな感じです。
今まで使っていたマウスはゴム製のグリップの部分が
えぐれてしまって下のプラスチックが露出。
左右のクリックする場所もテッカテカ。
それでも手になじんでいたのですが、
クリックの反応速度が急にダウン。
完全にセンサー部分の故障というか消耗です。
クリックの数秒のずれや、クリックできないこと。
設計にとっては仕事が全然前に進まないので
大問題です。
なので、問答無用ですぐさま交代。
新しいのはいいのですが、
微妙に手になじんでない感じが気持ち悪い。
ただ、今日からはこのマウスが相棒。
キーボードもそろそろ文字がなくなってきて
交代の時期が近いのかも。
たぶん毎年後退しているマウスとキーボード。
職業上、しょうがない部分なのかもしれません。
というちょっと一息ブログとさせていただきました。
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1.0以下
すこし面白い資料を見たので軽めにご紹介させていただきます。
省エネの必要性についてご紹介させていただきました。
いろいろな判断軸は使い手の判断も大事。
そんなことを書きつつも、
使い手が選べないものがあります。
それは、本当の意味での「施工技術」
これを左右するものの1つが
省エネ住宅をご検討の皆さんが必ずしも見つける
気密だと思います。
これは高気密な住宅を施工する職人さんと
施工管理する監督や会社の知識が重要だからです。
気密は施工している家にどのくらい隙間があるかを
気密測定するとわかります。
なぜこれが重要かというと、
省エネに直結するから。
さらには室内の空気環境も左右します。
その記事には第三種換気の場合、
C値(相当隙間面積)が換気量にどのように影響をあたえるかという
資料でした。
換気量を160m3/hで設計した住宅で比較した場合、
C値が5.0(紹介するにも苦しい隙間だらけの家)の場合、
約230m3/h
C値が2.0(まだまだこのあたりの住宅は多そう)の場合
約170m3/h
本来は160m3/hの計画で換気を行い、
室内の空気環境を良くしつつも、
熱ロスを避けることが大事。
それが省エネだから。
この時に数値の変化がほぼ変わらないのが、
C値1.0未満という内容でした。
先日の気密測定した結果を紹介したいですが、
まだオーナー様ご家族と打ち合わせができていないので
報告書を提出してからの
ご紹介とさせてもらいます。
C値1.0未満・・・
数値合戦をおこなうわけではなく、
どこがラインとしてあるのかも
わかるといいのかもしれないと思い
今日は換気という視点から気密について
ご紹介させていただきました。
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