想ひ出
人にはいろいろな思い出があります。
そしてその中には、昔住んでいた家との想ひ出も。
でも新しい家をつくる時に、昔の家を取り壊してしまうことも。
それは快適さ、耐震、ライフスタイルなどなどで
やむを得ないことです。
ただ想ひ出を完全に失ってしまうのもそれはそれでさみしい。
解体前に旧家前で写真と撮影していたオーナー様ご家族。
やはり想ひ出がいっぱいだったのでしょう。
その家から何やら運ばれてきました。
コレ・・・
書院戸(しょいんと)と呼ばれるものです。
歴史の苦手な私ですが、
建築の勉強をし始めてからようやく書院という言葉になれた。
書院造(しょいんづくり)という言葉を歴史の教科書で
目にしたことがあるのではないでしょうか。
室町時代からの住宅様式で、どちらか武家の家にあった作り。
書院造というのをネットで調べていただければともいますが、
その書院造を構成していた中に付け書院というものがあります。
そこにはめ込まれていた、戸が今回の書院戸と呼ばれるもの。
格子で作られたものや、
障子が貼られたものなどデザインは様々ですが、
今回は装飾がされた書院戸が旧家にありました。
これを、新しい家に付けよう!
ただ、そのつける場所が・・・
ヌックスペース・・・
えっ?間接照明?
これまた詳細図面で検討・・・
面白い場所が登場しそうな予感。
その前に私の図面の時間・・・
こんな家づくりも面白いかと思います。
建て替えをご検討の皆様。
YAMATOの家ではこんなことも行っているので
ご参考にしていただけたらと思います。
by Mineta
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2022/09/07