視線の抜け
先日のブログに引き続き、裾野 平松の家の紹介です。
今回は「視線の抜け」について。
リビングの高天井にあわせて取り付けた高窓。
高い位置から採光を得られるため、お部屋の広い範囲まで
やわらかで明るい光を取り入れることができます。
さらにプライバシーを守りつつ、
高窓から視線が抜けることで空間に広がりが生まれ、
外の空や緑などの景色を楽しむこともできます。
地窓も同じような効果があります。
玄関ホールに取り付けた地窓。
こちらも視線が外へと抜けるため開放感があります。
さらに玄関ホールとリビングをつなぐドアは
ガラスのハイドア。
玄関ホール側から見るとこのような感じ。
空間として仕切ってはいますが、
光や視線が通るため開放感があり、
部屋自体も広く感じます。
これまでのYAMATOの家では
2階リビングの室内に光を取り込むため、
階段を挟んだダイニングの壁に室内窓を取り付けたこともあります。
室内窓はYAMATOの家の製作です。
デザイン性、奥の窓の寸法等にあわせて作成しました。
視線が自然と外へと抜けて
奥行を感じることができると思います。
壁に挟まれた場所に室内窓を作るのも効果的です。
こちらは廊下に造った造作洗面化粧台ですが、
そのままですと左右前後が壁・ドアに囲まれています。
そこで明り取りとして洗面化粧台の上に室内窓を設けました。
反対側はLDK。明るい光が射しこんできます。
視線が向かう先まで意識してコントロールすると
空間に開放感や広がりを生むことができます。
是非参考にしてみてください。
小宮山
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・制震ダンパー ・防音性能セルロースファイバー
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro/yamatonoie/__public
2024/03/05