YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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玄関で・・・

昨日、若くないというどちらでもいいブログを書いていましたが

どちらか今日の方がよかったのかもと思う敬老の日。

長寿を願い・・・

ただ敬老に値するのは何歳なのでしょうかね。

自分の親を見ても祖父母の時に比べても元気な気がする。

 

さてそんな雰囲気の延長線上で今日のブログ。

ご高齢の方の事故というと何をイメージしますか?

ニュースを見ていると、

「運転操作の誤作動」や「路上での事故」というのが

注目されがちですが、

65歳以上の方が事故する場所の1位は、

「住宅」

です。

ご高齢の方の事故の77%が住宅のようです。

 

そして住宅内の事故の場所としては、

滞在時間の長い居間(リビング)が1位。

これは時間的にもそうなのかもしれません。

次が階段。これもイメージできますね。

あわせて、台所や食堂(ダイニングやキッチン)が3位。

食事の支度などをしている時でしょうか。

 

ただ私が注目したのは4位。

玄関が意外に上位に来ていた。

玄関というとご高齢の方が外に出ない限りは

1日で利用する時間としてはすごく短い。

トイレの方がよっぽど使うのにもかかわらず、

トイレは玄関の3分の1以下の事故発生率。

 

これはどうもご高齢の方の不得意になる部分が原因らしいです。

なにかというと、

「2つ以上のことが同時に行いにくくなる」ことらしいです。

 

玄関・・・

靴を脱ぎながら、段差を上がる・・・

この「〇〇しながら」というのが玄関では絶対に発生してしまう。

靴を脱ぐという文化はなくならないし、

靴を脱ぐ部分としても玄関はなくならない・・・

 

そう思うと、YAMATOの家はいろいろやってきました。

まずはオーソドックスに玄関に連続する手すりを設置する。

この連続というのがとても重要。

こちらのオーナー様はご主人の足が悪いのがもともとあったので

玄関ドアの外からも連続するように手すりを設置しました。

 

次は、玄関の段差を和らげるための「敷台」を置いているパターン。

あしを上げる高さに負荷がかからなくなるぶん、

余裕をもって玄関を上がることができる。

さらに玄関収納を低くすることで、

体を預ける場所としても機能するのもポイントです。

 

こちらは靴を脱ぐという行為と、玄関を上がるという行為を

分けてしまったパターン。

棟梁と鉄骨職人さんのタッグでベンチを作ってもらい、

座って靴を脱ぐ。その後、室内に上がる。

時間がかかるようにはなるのかもしれませんが、

危険を低減する意味では重要な改善策です。

 

楽なことをしてばかりいると余計に動かなくなるから大丈夫!

そんな元気なご高齢の方も多いかと思いますが、

いざというときのためにも家づくりの中では、

将来を見据えた計画をするのもいいのかもしれませんね。

 

by Mineta

 

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2022/09/19
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