スッと
昨日からいろいろな詳細図面を作成。
詳細図面とは、設計が各図面のなかでも
細かすぎるほどの内容を書かなければ
作りにくい、伝わりにくい、施工できない・・・
ようなものを書きます。
これは特にその家づくり単体で終わる場合があります。
ただ、その家で終わってしまう図面であっても
将来的に近似したものを書くこともある。
昨日から書いているのは「庇」の図面。
ただの庇ではなく、これ・・・
![](https://www.yamato-k.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/DSC_5924-180x270.jpg)
ステンレスでつくった庇。
もちろんMADE IN YAMATOのオリジナル。
ゼロからというよりは、
いろいろ調査して図面を見つけたりして
そのうえでYAMATOの家として
どのように作り上げるかを考える。
![](https://www.yamato-k.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/DSC_5927-180x270.jpg)
今までは大きな部材もいっぺんに作っていたのですが、
コロナ渦の影響でいろいろなものがコストアップ。
昔はできたことが、今ではかなり割高なんてことも。
コスパが悪い状況になっています。
でもそれで終わらせていたら設計としてはダメ。
コスパをよくするために、
部材の再度検討や施工方法の変更などで、
デザイン的なことや、機能的な部分をさらによくしつつ
コストをかけない方法を検討しました。
どの部分を変えるかで全然答えが変わってきますが、
どうやら鉄骨職人さんいわく、
前のものよりも作りやすい状況になったらしい。
職人さんが作りやすい=人件費の削減→コストダウン
さらに図面の枚数を減らして汎用性をもたせることで
つくる機械の作業性をアップ=設備の削減→コストダウン。
こんなことも重要です。
スッと答えが出てくれれば楽なものですが、
設計としての面白い部分でもあり、
悩ましいところでもあり、
苦労する場所。
これで採用してくれと嬉しいのですがね・・・
by Mineta
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2022/08/29