松竹梅
マーケティングなどの本を読んでいると、
「松竹梅の法則」というものを目にすることがあるかと思います。
うなぎ屋さんに行くとよく目にしますね。
うな重「松」8000円
うな重「竹」6000円
うな重「松」4000円
みたいな感じです。
この時にお財布事情にもよるのかもしれませんが、
多くの人が真ん中を選ぶという傾向にあるという法則です。
これは服などを販売されている方などの販売技術としても利用され
まずは高いものでいいものを見せつつ、
ちょっと引いたら一気に安いものを見せると
ちょっと安っぽさを感じる。
そこで中間の価格帯のものを持ってくると
すっと購入に進むことがおおい。
リクルートスーツなどもこの手の販売がよくされていますね。
私も今日は松竹梅の法則です。
ただ、相手が飯塚という点が一番難易度が高いところ。
私が提案するのはかなり細かな設計の図面の内容。
オーナー様が見ることのない図面です。

でもすごく重要な内容。
どこが違うかすら、この写真ではわからないと思います。
でも、
①見た目(外観に直結する部分なので余計です)
②価格(見た目が良くても破格の材料費では意味がない)
③施工性(職人さんたちが施工する難易度)
④安全性(雨漏れなどリスクがないか)
⑤快適性(断熱性にも影響のある部分)
ざっくりしても5項目を検討しつつの松竹梅です。
しかも設計にとっての松竹梅。
おそらく私以外の人が同じことに取り組んだとしたら
もしかしたら違う松竹梅が出てくる可能性が高い。
だからこそ面白いのがこの設計の中でも細部計画という部分。
松竹梅の法則で真ん中に・・・
家づくりについては真ん中はなく、
どれも正解だけれども、どれかを選ばないといけない。
難しい・・・
by Mineta
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2022/07/10