内より外
青空が見えている陽気ではないですが、
湿度が高くジメジメした日です。
暑さも感じやすい日々がこれからも続きます。
そしてここ数日にかけて皆さんが協力しているのが
おそらく節電。
節電でパッと浮かぶのが
「エアコンを使わない」になるかと思います。
でも熱中症対策としてエアコンは重要です。
昨日のブログでも記載しましたが、
扇風機やサーキュレーター、
YAMATOの家のオーナー様なら
吹抜けのシーリングファンを
同時につかうことでエアコンの設定温度を
高めに設定しつつも
快適な居住空間をつくることもできます。
それに合わせておすすめなのが
「内より外」です。
何がかというと、
日射の遮蔽の方法。
内とは皆さんが一番わかりやすい
「カーテンやブラインド」です。
カーテンとブラインドでも遮蔽効果が違いますが、
何もつけない時に比べて
30~40%の遮蔽の遮蔽効果があります。
ただこれ以上に効果があるのが、
「外になにかつける」
昭和な雰囲気でいえば「すだれ」
今の言葉でつかうと「アウターシェード」です。
これらになると約80%の遮蔽効果があります。
内側につけると効果が下がってしまうのは、
結局のところ窓を日射が一度通過して室内に入ってきてしまっているからです。
内に入る前に外でシャットアウト。
つけることができない場合などがあるかもしれませんが、
アウターシェード(すだれ)は夏場の日射遮蔽対策として
効果が大きいです。
ちなみにですが、今度の見学会の新橋の家。
東面に「木のタテ格子」が設置されています。

このタテ格子の裏には窓が設置されていますが、
夏場の日射遮蔽としても効果があります。
建築士なら知っている常識なのですが、
詳細はまたご紹介させていただきますが、
今日はざっくりと「西と東はタテ格子」「南はヨコ格子」が
日射遮蔽に効果のある格子の設置方法です。
太陽の動きに関係しているという点だけ今日はご紹介させていただきます。。
新橋の家では、日射遮蔽という部分と住宅地内のプライバシーの確保
という2点からこのような外観デザインになっています。
暑さをどうやったら省エネでしのぐことができるのか。
皆さんでもできる方法で「すだれ」がありますので、
是非ともご検討ください。
ただ、台風も近づいてきていますので、
強風が予想されるときには
「すだれ」飛んで行ってしまうかもしれないので
たたむなり対応が必要な点をご注意くださいね。
by Mineta
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2022/07/03