中間色
色と一言で表現しても、
その内容はさまざまなことを
皆さんも日常の中で見ています。
その中にトーンという表現で色を区分することもできます。
一番わかりやすいのが、純色。
赤や黄色といった各色相でもっとも彩度の高い色です。
次に純色に白を加えた色を明清色といいます。
赤に白を加えるとピンク色になると明清色になりますね。
次に純色に黒を加えた色を暗清色といいます。
赤に黒を混ぜると茶色になるのが暗清色になりますね。
日本人にはどちらかというと純色より
明清色や暗清色などがなじみ深いです。
それは歴史的が大きな影響を与えているからです。
一般の庶民が華やかな色の着物などを着ることを禁止した
江戸幕府の「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」と深い関係があります。
そこで生まれたのが「四十八茶百鼠」などです。
詳しい色はネット等で調べていただきたいですが、
純色に白を混ぜた明清色や黒色を混ぜた暗清色も見ることができますが、
その中に白と黒のどちらも混ぜ、純色に灰色を混ぜたものも見ることができます。
それが中間色です。
明るすぎず、暗すぎず。
曖昧な色合いだからこその奥深さがあります。
それは江戸時代から時がたつこと令和の時代も
同じです。
来週末に見学会となるYAMATOぐみ沢 平屋の家。
オーダーメイドの洗面化粧台と壁は石張り。

明るいとも暗いとも言えない、中間的な空間があります。
by Mineta
一級建築士事務所 YAMATOの家
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2022/06/18