建築士だけの常識?
たまにはしっかりと建築士らしいブログアップします。
間取りや図面、チラシなどに記載されている住宅の面積。
これ・・・
皆さんが実測すると「少し小さくなる」のはご存じですか?
6帖の寝室・・・
皆さんが実測すると
実は5.5帖ぐらいしかないんです。
えっ!?のこりの0.5帖はどこへ!?
詐欺!?
そう思うかもしれませんね。
詐欺では決してありません。
建築基準法という法律に基づいて面積の算定を行っていますが、
建築士が面積を選定するときは、
「壁の中心」にある基準となる中心線とよばれるもので算定します。
家づくりをご検討されているかたの間取りにも
家の大きさや、部屋の大きさがわかるように「寸法線」と
よばれる数字が書かれているかと思いますが、
これも壁の中心を基準とした数値になっています。
建築士が皆さんと同じように使える部分のみの面積をいうときは
「内法面積」・・・
この漢字が私は読めなかった・・・
最初は「ないほう?」と思っていましたが、
正確には「うちのりめんせき」と呼びます。
これが実際に使うことができる面積です。
〇〇㎡のみが記載されていたら、
壁の中心を基準とした中心線で計測した面積。
内法面積や有効面積と記載されていたら
皆さんが実際に計測できる面積。
このように面積といってもかわってきます。
建築士で内法面積を使うのはかなり特殊な場面ですかね。
住宅性能評価の高齢者等級という部分を重要視した場合か、
医療施設などの医療法や健康保険法の関係があるときですね。
面積という言葉ですが、ちょっとマニアックですが
建築士らしいブログとさせていただきました。
YAMATOの家 峯田
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2022/05/24