YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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設計レシピ!なぜ無垢の床か!?

週末になりましたので、

ちょっとマニアックなブログをアップさせていただきます。

 

YAMATOの家のオーナー様ご家族はご存じですが、

YAMATOの家では無垢の床材を多用します。

トイレや脱衣室など水の影響が大きい場合は、

特段のオーナー様からのご要望がない限りはクッションフロアですが、

その他は無垢の床材です。

 

ただ、YAMATOの家のオーナー様ご家族もご存じですかね?

YAMATOの家は「自然素材をあがめている」というわけではありません。

 

アンチ工業製品とか、オーガニックが神がかっているとはいいません。

 

ではなぜ無垢の床材を使うのでしょうか。

アンチ自然素材派の方からすると・・・

①汚れがおちない

②床材がそったり、収縮したりする

③コストが高い

④ラグなどを敷いたところ以外は日焼けして色が変わっている

とにかく扱いずらいというデメリットで固めてくださるかと思います。

 

上記の内容はもちろんわかっています。

 

それでもYAMATOの家が無垢の床材を多用する。

自然素材を推奨しているわけではないのであればなぜか・・・

大きな理由は1つ

「無垢の床材は快適だから」

YAMATOの家がずっと続けている「快適な家づくり」に必要だからです。

 

快適な家づくりを目指す皆さんが図書を探していると登場するのが

松尾設計の松尾さん。

松尾さんが書いたエコハウス超入門にも書いてありますが、

床暖房するぐらいのコストが書けられるのであれば、

窓と「無垢の床」にコストを回すことを。

理由は簡単です。

熱を通しやすいかどうかの熱貫流率の問題です。

複合フローリングの良き所は汚れがつきずらい。

当たり前ですよね。表面をコーティングしているのですから。

これが実は快適さには反対に働く。

複合フローリングの熱貫流率は0.2W/㎡・K。

反して無垢の床の熱貫流率は0.12W/㎡・K程度。

程度とつけたのは針葉樹と広葉樹さらには樹種で熱貫流率が違うからです。

この差が足元にはとても重要です。

宙につねに浮いているドラえもんは関係ないですが、

普通の人であったら、足は床に常にくっついているはずです。

スリッパ生活や室内でも厚手の靴下生活・・・冷え性をより進めますね。

ではなくて、素足で歩き回れる。

子どもたちにとっても気持ちがいいことでしょう。

 

無垢の床=オーガニックをYAMATOの家が行いたいわけではありません。

高湿度で、冬場は東部でも寒さが厳しい御殿場や小山町の環境下で

快適に住まえるために必要なツールだったから

無垢の床材を当たり前に使っているというだけです。

 

床の貼り替えリフォームをのちのちするぐらいであれば、

新築の時から無垢の床で、快適な足元を作り上げておくことが重要ではないでしょうか。

 

無垢の床・・・

自然素材ならではの木目のきれいさなどもありますが、

それだけではないということをご紹介させていただきました。

 

 

YAMATOの家 峯田

 

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2022/03/26
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