設計レシピ！キャンセル・・・

さて昨日のブログに続いて、

ＹＡＭＡＴＯの家にいただいた電話の内容からご紹介です。

 

その電話の内容・・・

「他社で仮契約していたら契約時に〇〇〇万円の高騰費を請求された」

弊社にどのような関係があるのかちょっとわからないですが、

世の中においてそのような感じです。

〇〇〇万円・・・新車の国産車が普通に購入できる金額です。（ファミリーカーぐらいかな）

 

昨日は高騰費について、

なぜ高騰費が必要になっているかをざっくりとご説明させていただきました。

今日はこの時の内容の「仮契約」という言葉についてです。

 

ＹＡＭＡＴＯの家のオーナー様ご家族にとっては、

かなり「馴染みがない」言葉かと思います。

ＹＡＭＡＴＯの家では仮契約という言葉を用いないですからね。

 

でも世の中の一部の住宅会社さんはこの「仮契約」という言葉を使う。

「仮」とついていると、

「仮だから、とりあえずという感じで・・・」

本来の「仮」という言葉の意味には、

一次的なや本物でないもの。などという意味があります。

 

ただ、住宅において「仮契約」というのは約款が伴っていればいいですが、

ろくに約款の確認もしないと「契約」となんら法的にも同じ内容になります。

そもそも「仮契約」という契約がないですからね。

 

仮契約すると１０万円程度の手付金を払って、

キャンセルするときにはこの手付金が戻ってこないなどあるらしいのですが、

基本的には契約解除について、一方的な解約の場合はキャンセルできなかったり、

解約金を請求される場合があるようです。

そう。「仮」はついているものの「契約」とほぼ変わらない。

 

なので約款で、契約解除や手付金の返還などについても確認する必要があります。

「仮」というとなんだか気が楽なイメージがありますが、

家づくりのプロが使っていい言葉かどうかは・・・疑問です。

 

ではＹＡＭＡＴＯの家の場合どうでしょうか。

ＹＡＭＡＴＯの家づくりでは、２回、契約という言葉が登場します。

１回目は「設計契約」です。

一般的な住宅においては設計契約は法的にも任意で、

あくまでも「重要事項説明」を建築士がやればいいだけですが、

ＹＡＭＡＴＯの家の場合は設計契約を行います。

設計料や行う内容などについて、もちろん解約や個人情報の取扱いについての

約款を子守歌のようですが読み上げます。

建築士は法的な責任を負う図面を書かなければならなくなるので

ＹＡＭＡＴＯの家は設計契約も重要な項目としてとらえています。

 

２回目は「工事請負契約」です。

これは必ず締結しなければならない内容。

住宅ローンを利用される方は融資機関からも絶対に求められるもの。

ＹＡＭＡＴＯの家においてはこの契約時にも約款の音読。

解約、転変地変、契約不適合、瑕疵担保保険、個人情報・・・

列記し始めると約款を貼り付けたほうが早いので割愛しますが、

この２つの契約を行った後に着工という流れになります。

 

イメージとしては、

設計契約は「図面と許可申請」

工事請負契約は「現場での家づくり」

このようなイメージをしてくださるとＹＡＭＡＴＯの家の契約がわかりやすいかと思います。

 

いただいた電話の内容がどこの住宅会社さんかはわかりませんが、

ＹＡＭＡＴＯの家づくりに日々携わっている私からすると

ちょっと感覚に差があったので皆様に情報提供という形で

週末のちょっとマニアックな設計ブログで

紹介させていただきました。

 

あっ！今日もＹＡＭＡＴＯ裾野の家の見学会会場に

私もいますので、

もし注文住宅の契約ってどうするの！？

なんて不安がございましたらお気軽にお声かけてください。

 

では、ご予約いただいた皆様は

お気をつけて会場にいらしてくださいね。

 

すみませんが、こういうご時世なので、

時間厳守でお願いします。

見学会に参加してくださっている他の皆様への配慮もさせてください。

 

ＹＡＭＡＴＯの家　峯田

 

一級建築士事務所　ＹＡＭＡＴＯの家

https://www.yamato-k.net/house.htm        

ＹＡＭＡＴＯの家　公式　インスタグラム

https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja       

ＹＡＭＡＴＯの家　公式　Ｈｏｕｚｚ

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2022/03/13