鋭く光る眼!
今日は、ちょっと現場の風景をご紹介させていただきます。
現場監督のブログの中でたまに
「躯体検査」とか「配筋検査」という言葉を目にするかと思います。
なんらかの検査ということはわかるかと思いますが、
これらは法律に基づいた検査ということをまずご認識いただきたいです。
家づくりには、
建築基準法だけではなく、
都市計画法、消防法、民法、下水道法、道路法・・・
このほかに「住宅瑕疵担保履行法」というものがあります。
これはもう記憶にないかもしれませんが
「構造計算偽装問題」という大きな事件がありました。
あの事件以降に出来上がった法律で、
「家やマンションなど手にする皆さんを守るための法律」
と理解していただけたらと思います。
詳しくは、YAMATOの家の場合は、工事請負契約の時に
しっかりと保険の内容等と合わせて説明させていただいております。
この住宅瑕疵担保履行法の保険を適応するためにも必要なのが
基礎の配筋検査と、
骨組みの躯体検査です。
基礎の配筋検査は何を見ているかというと
コンクリートで埋まってしまうと見えなくなる
鉄筋が、図面通りの「間隔」「サイズ」「鉄筋同士が拘束されているか(正確には結束)」
「土や型枠と鉄筋の空間の確保(正確にはかぶり厚さ)」などが
適切な状況になっているかを検査されます。
もちろん職人さんや社内だけではなく第三者機関の検査を受けます。
このように、メジャーでしっかりと測られます。
これが合格になってからでなければコンクリートの施工が出来ません。
継ぎは躯体検査。
こちらも断熱材が施工されてしまうと見えなくなってしまう
「筋交いの位置」や「金物の設置状況」と骨組みの検査を
これまた第三者機関のチェックを受けます。
ただ骨組みだけを見るわけではありません。
柱の太さや筋交いの太さ、釘の間隔などもチェックを受けます。
これらもまたメジャーを使って測られます。
えっ!?
そこまで見られないとYAMATOの家づくりは安心できないの?
そのように感じたとしたら大間違いです。
今まで全てのオーナー様ご家族の家でまったく同じように検査を受けてきています。
そして「全て合格」しているからこそお引き渡しをしています。
「マンネリ」や「慣れ」は時に大きな問題を引き起こします。
それを未然に防ぎつつ、常に現場でも緊張感を持たせ、
かつ家の品質を確保し続けるためにもこの検査は重要です。
オーナー様ご家族にこのようなところで不安を抱かせず、
「タイルは何がいいかな~♪」
「照明はこれを使いたいな~♪」
など、そういうところだけで家づくりを楽しんでいただくための
YAMATOの家づくりの1つの工程とご認識いただけると幸いです。
今日は、現場で行われている
ピリッとする検査という瞬間をご紹介させていただきました。
ちなみに今回紹介させていただいている写真は
全てただいま着工中のオーナー様ご家族の家づくりから
ご紹介させていただきました。
もちろん全て「合格」いただいていますよ。
YAMATOの家 峯田
一級建築士事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
2021/11/24