面白い企業
今日は私が個人的にちょっと面白そうだとおもった
会社さんをご紹介させていただきます。
私のブログでも今年に入って登場しているのが
「太陽光パネルの設置の義務化」
これはまだまだ国交省の委員会で検討している段階ではありますが、
議題にはすでに上がっている内容です。
カーボンニュートラルに向けた活動の中の1つの選択として
再生可能エネルギーを推進する。
そのために個人でも実現可能な選択として
太陽光パネルの設置の義務化が話に上がっている。
ただ、1つ。
この太陽光パネルがぐっと身近になったのは
東日本大震災以降です。
津波というのとあわせて、電力という部分に
私たちがとても依存している状況を露呈した。
その時に、太陽光パネルが非常時にもいいのでは?
ということで売電価格が高く設定され、
太陽光パネルをどんどん乗せていく政策がとられた。
これが2012年ごろ。
再生エネルギーの固定価格買取制度もこの時ですね。
それから約10年。
太陽光パネルが約20年が寿命といわれるので
まだ大多数が使えるかと思いますが、
2030年ごろにはこれらの時期にのせられた太陽光パネルが
どんどん廃棄処分になっていきます。
かなりの量。
ただのゴミ・・・
これをいち早く動いたのがなんと長野県にある
「ネクストエナジー・アンド・リユース株式会社」という企業さんです。
住宅用の太陽光発電も販売している。
もちろん新品のものを。
でもそれだけではない。
2005年から国内初で中古の太陽光パネルを買い取りしていた。
これが大きな分岐点。
すでに16年。
いろんな企業の太陽光パネルを回収して
壊れた原因やなぜ廃棄処分になったかを
独自に検査や判断してきたノウハウが莫大な情報量となった。
企業さんや個人の皆さんの太陽光パネルというゴミを
情報化していた。
今後さらに太陽光パネルが廃棄されていく。
それを回収し、
そして中古としてリユースできるかどうかを
今までの情報をもとに判断し市場に販売するものもあれば、
資源として再利用する工程に流れるものもある。
最終的に埋め立て処分となるものをいかにすくなくできるか。
それをこの会社が日本で行っています。
ただ国内初の情報量。
おもしろそうなビジネスとして誰かが真似をしようにも難しい。
環境省の実証事業としても動いていたようです。
太陽光パネルの設置の義務化の議論もいいですが、
「載せることだけがカーボンニュートラルに貢献」ではなく
「生産から利用、そして廃棄。さらに再利用」という
全てのながれが出来たうえで、社会全体として
カーボンニュートラルに動いてほしい。
太陽光パネルの設置の義務化の議論に合わせて
こっちも省がちがうけどあわせて議論に挙げてほしい。
皆さんにもちょっと情報として発信させていただきました。
YAMATOの家 峯田
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2021/10/15