YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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日々精進!!

事務所で黙々と鉄骨図面を書いていると、

視界の左上の方に見慣れた方の顔がチラッと・・・

18時を超えていた頃でしょうか・・・

 

先日上棟を迎えたYAMATO小山町の家の棟梁でした。

 

「おつかれさまで~す」

いつも気持ちの良い挨拶をしてくださる棟梁。

ただ、事務所に何のよう?

すごく細かな内容でした。

ブログで書くのは難しいのですが、

階段についての施工方法を棟梁と飯塚さんと哲生さんで話し合っていました。

パースのこの部分は・・・

図面で言うとこの部分が・・・

数ミリ単位の打ち合わせが繰り広げられています。

これだけでもすごいのですが・・・

 

ここからが面白かった!

「この部分、気になるんだよな~」この飯塚さんの発言から、

棟梁が

「こうやってみましょうか?」

これは先ほどの階段の部分より本当に些細な部分。

ただ、この些細な部分についてまで

棟梁たちが気にしながら家を作り上げてくれることが本当にうれしい。

私が図面で書く「10㎜」の部分のことです。

この「10㎜」をなくそう!

こんな感じです。

本当に微妙にしか変わらない。

原寸を50分の1に縮めた図面ではちょこっと出っ張りが見えるかどうか。

ほぼ見えません。微妙に線が太くなっているかどうかなぐらい。

ただ、これを原寸にしたときの少しの印象をかえることになりました。

YAMATO小山町の家の棟梁・・・

今までもいっぱいYAMATOの家づくりを支えてくれていますが、

今もなお日々精進。

より良い作り方がどうやったらできるかを考えてくれている。

 

こういう方にYAMATOの家の設計部隊の図面は見てもらっています。

1㎜ですら連絡をもらうことがあります。

それくらい図面を活用してくださっている。

さらに図面のこの絵をどうやったら綺麗に作れるかを

現場で考えてくださる。

それがYAMATOの家づくりを支えてくれている棟梁であり、

職人さんたちであり、協力事業者さんであり、メーカーさんです。

 

建築士が職人さんに図面がくそったれだと皮肉をこめて

「マンガ」と言われます。

図面と呼ばず、「絵」や「マンガ」

決して漫画家さんや芸術家さんを軽蔑する意味はありません。

ただ、建築で図面が図面として用をなしていないときに、

「雰囲気だけがわかるようなもの」という意味で使われます。

雰囲気だけしかわからないから、

細かな部分がわかっていない建築士という馬鹿にされる瞬間です。

「現場で見てみろ。」とか、

「誰が書いたんだ!」とか、

「つくれるわけないだろ!」とか、

「マンガを書くな!図面を書け!!」など・・・

私もこの業界に入って数年間は現場監督や職人さんから

かなり言われてへこんだ思い出が・・・

これがさらに上を行くと、

「あっ!先生!!今日はこの部分を教えてください!!!」

なんて「先生」をわざわざ使いながら私がわからないであろう部分を

わざと聞いてくる嫌がらせなるものもありましたね・・・

懐かしい思い出・・・

現場が怖くなった時もありましたが、

お昼休みにわざわざ現場に行って、現場の掃除しながらおさまり確認して、

職人さんとコミュニケーションをとれるようになったときぐらいからかな、

ようやく普通に話をしてくれるようになったのは・・・

もちろん先生と声をかけられても切り返すように必死で勉強しましたけどね。

 

ただYAMATOの家にはこのような職人さんではなくて、

日々精進してくれる素晴らしい職人さんがいる!

その皆さんの腕をフルに披露してもらえるような

図面を書いていかなければ・・・

身が引き締まる思いで棟梁が帰ったあとにこのブログを書かせてもらいました。

 

いや~やっぱり設計・・・

1本の線の意味を常に考え、

1本の線の責任をしっかりと受け止めなければ・・・

 

 

YAMATOの家 峯田

 

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2021/06/08
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