お財布にも優しいCO2削減!
昨日は月末ということで、
大和建設の月1回の全体ミーティングでした。
ここでは今月にあったことや、
来月に予定していること、
土木と建築の全現場の進捗状況や、
今後予定される会社の方針が発表されます。
とても重要な会議です。
その中で5月はこのような発表がありました。
エコアクション21の中間報告というものです。
エコアクション21は調べていただけると
より詳しくインターネットで載っていますが、
環境省が定めた環境経営システムに関する登録制度・・・
まぁ簡単にいえば中小事業者も環境負荷軽減に取り組み、
地球環境に配慮しながら事業活動を行いましょう!ということです。
大和建設ももちろん認定事業所として登録されています。
大和建設株式会社のホームページにて認定書についても公表しています。
その中間報告として大和建設のCO2発生量が発表になりました。
今回はかなり大きな比較です。
旧の事務所から新社屋に移った比較になります。
ここで注意点。
この後にCO2発生量を公表させていただきますが、
旧の事務所をご存じない方もいるかもしれませんが、
今は倉庫として使用している同じ敷地内にあるプレハブの建物です。
延床面積としては約119㎡です。
そして皆さんもご存じの新社屋。
こちらは延べ床面積が約200㎡。約1.6倍の広さの建物に変わりました。
建物の規模が大きくなるということは、
冷暖房効負荷なども変わることはイメージできるかと思います。
では中間発表を公表させていただきます。
旧社屋の同じ時期の使用電気量が6152kwh。
新社屋の仕様電気量が6572kwh。
420kwhの増。
使用電気量が増えました。
これだけでは比較できないのが、
旧社屋は石油ストーブが3台(大型1台含む)がありました。
なので旧社屋の灯油の使用量が775リットル。
これが新社屋になると60リットル。
715リットルの減少。
結果、旧社屋のCO2発生量が4,729kgに対して、
新社屋のCO2発生量が3,140kgとなりました。
CO2の発生量が1,589kgの減少。
約33%削減することが出来ました。
CO2だけではありません。
使用電気量を30円/kwhで考えて、420×30円=12,600円の増
灯油101円/リットルで考えても、715×101円=72,215円の減。
差し引き12,600-72,215円=59,615円の経費減。
これ中間報告なので6ヶ月分ですよ!!
1年にするともしかしたら約120,000円の経費削減になるのかも!!
さて旧社屋と新社屋の建物規模は?
新社屋が1.6倍の大きさ。
それなのにCO2発生量が下がる。
経費も下がる。
これは単純に建物の気密と断熱性能が格段に改善されたからです。
大和建設の新社屋で使っている断熱材。
いやいや実験中の第三種換気を除いては、
窓から断熱材、仕上げ材、構造材、照明器具、住宅設備などなど・・・
全てYAMATOの家づくりと同じです。
あっ!!職人さんたちも同じです。
これがYAMATOの家づくりでも起きているんです。
個人の皆さんにはこの辺りの使用量の比較はすぐにはできないかと思います。
が!!
大和建設が実証しています。
大和建設では「CO2の削減」と「経費の削減」という表現ですが、
皆さんの過程では「CO2の削減」と「光熱費の削減」・・・
お財布にも優しいということになりますよね?
アパートから一戸建てに変わると床面積は増えるかと思います。
ただ・・・
床面積が増えたからと言ってYAMATOの家づくりをすると
光熱費がそのまま上がるということには直結しませんよ!
だからこそ気密や断熱が大事なんです!!
これから先、大和建設が旧社屋で住宅ローンと同じように
まだ35年使い続けていいたとしたら・・
35年×120,000円=4,200,000円も
余計に経費をかけなければならなかったのかもしれません。
新社屋・・・
ただ新しくしたかったという理由ではなく、
防災拠点としての耐震性、
そして執務空間としての居住性、
さらには大和建設が取り組むエコアクション21や
ISO14001の環境マネジメントシステムなどの環境配慮。
これらを実現するために重要な決断でした。
今日は大和建設が日々取り組んでいる地球環境への取り組みと合わせて
YAMATOの家づくりとはなんぞやをご紹介させていただきました。
YAMATOの家 峯田
一級建築士事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
2021/06/01