YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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設計レシピ!APW330のデメリット!!

週末になりましたので私のブログの恒例になりつつある

週末ブログの「設計レシピ!」スタートです♪

 

あるオーナー様ご主人に言われてしまいました。

「峯田のブログはAPWごり推し」ということを・・・

なんだかYKKAPさんの回し者みたいになりそうだったので、

今日はAPW330シリーズのデメリットだけを紹介させていただきます!

 

YAMATOの家で標準に使っているAPW330シリーズの

デメリットを書きますよ♪

 

APW330シリーズのデメリット!

①外部も樹脂!

これがアルミ樹脂複合サッシを標準で使っている

設計事務所や工務店さんにとってオール樹脂サッシを否定する

一番の営業文句♪

「オール樹脂サッシは外も樹脂なので紫外線に弱く耐久性が悪い」

確かに!樹脂は紫外線に弱い!!

金属に比べればその通り。

物質的な部分だけを取り上げればそりゃそうでしょ。

ただそもそも樹脂というかプラスチックとは多種類の総称であって、

樹脂サッシに使われているのが硬質塩化ビニルであって

ポリエチレンなどではないことを理解しているのでしょうか?

さらに樹脂サッシの普及率が6割以上(アルミ樹脂複合は数値にも表れないような国)

イギリスやドイツ、フランス、アメリカ、韓国。

これらの国と日本の位置関係をその方はしっかりとわかっているのでしょうか?

こうやって少し調べればすぐにわかる事。

紫外線量は日本とほとんど変わらない・・・

他国ではオール樹脂サッシになって40年以上のところもありますが・・・

アルミサッシの歴史に比べれば浅いのかもしれませんけど・・・

こういう状況なのに、

他国はなぜオール樹脂サッシが普及しているのかを反対に教えてもらいたい。

日本の紫外線だけは特殊なのでしょうか?

さらにその方は日本で使われてきた樹脂サッシの劣化したものを

実際に見たことがあるのでしょうか?

私はあります。

2017年2月23日の「23年もの」←リンクつけてあります。

という4年以上前に私が書いたブログをご覧ください。

北海道で使われた樹脂サッシかつ一番熱の影響を受けやすいといわれる

外側がブラック色の樹脂サッシの断片を実際にみたことがあります。

まだ23年のものでしたが、

確かに新築当初の色よりはほんの少し白っぽいのかなという感じですが、

触った感触や叩いた感じからすると新築時と遜色ありませんでした。

 

②窓枠が分厚い!

これ・・・なかなか気が付きにくいのかもしれません。

APW330の引き違い窓だと

縦枠が76㎜の幅があります。

これが同じYKKAPのエピソードⅡ NEO-Bだと

縦枠が35㎜の幅!半分以下!!

LIXILのサーモスⅡ-Hも同じでした。

これは同じ幅での場合。やはり樹脂の強度確保が難しい。

窓として強度を持たせるための結果、

オール樹脂サッシの枠は分厚くなる。

窓を見たときに枠が気になることが多いのが樹脂サッシです。

設計としてもピクチャーウィンドウなど意匠的には

窓枠が見えないものがカッコイイのかもしれません・・・

枠の薄さと断熱性・・・天秤には掛けられないですね・・・

 

③窓形状が少ない!

これでも最初のころよりは増えました。

昔はサイズも含めてすごく少なかった・・・

YKKAPの担当者さんにもいままで

さんざんサイズや商品を増やしてほしいって

言い続けてきましたからね・・・

ただ、作れない窓があります。

YKKAPでいうところのワイドオープン。

LIXILでいうところのオープンウィン。

という商品の形状。

なぜ作れないか!?

簡単な事。気密が取れないから。

おそらく今後もこの窓は発売にならないでしょう。

リビングの窓を全開にして・・・

ということができないのがAPW330シリーズのデメリット。

他にも気密がとれないので、

ダブルガラスルーバーやオーニング窓、

勝手口に通風用の窓が付いたものなどもAPW330シリーズには

ありません。

反対に言えば、このような窓を採用している会社さんは

あまり気密に対しても興味がないということになるのでしょうね。

 

④価格が高い!?

オール樹脂サッシを推奨されている会社さんの

これまた営業トークでよく聞く言葉。

確かにオール樹脂サッシは日本での普及が進まない為、

需要と供給のバランスがアルミ樹脂複合サッシよりは悪い。

だから単体で言うと割高になる可能性はあるかも・・・

もちろん建築費は・・・

ただ、建築費が安く、光熱費が高い家がいいのか、

建築費が高く、光熱費が安い家がいいのか。

家づくりの数か月を優先するのか、

家での数十年の日常を優先するのか。

あとは、普通に樹脂サッシを使っていけば

設計事務所さんや工務店さんの仕入れ値次第なのでは?

 

まだあるかな・・・

オール樹脂サッシAPW330シリーズのデメリット・・・

ネットでも調べるとこのあたりが

デメリットとして挙げられているようです。

 

使ったことがないからとか、

工事費があがるからという理由で

このあたりのデメリットを

アルミ樹脂複合サッシの家づくりの営業トークとして使っていたら、

反対に切替してみてください。

さらに上をいく営業トークを返してくれたら、

かなり勉強されているということになるでしょう。

是非ともそういう会社さんがあったら教えていただきたい!!

私自身の勉強不足をさらに補わさせてもらいたい!!

 

今日はAPWごり推しの峯田が、

APW330のデメリットだけを紹介させていただきました♪

デメリットになっているのかはよくわかないですが・・・

 

 

YAMATOの家 峯田

 

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2021/06/05
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