ここ数年で最低・・・それでも!
昨年末にご紹介ができていなかったものがありましたので
ご紹介させていただきたいと思います。
それは「一級建築士の合格発表」
2020年は12月25日に発表になっていたようでした。
今年の一級建築士の受験者数は「35,783人」
この中には2019年や2018年に学科を合格しているけど
製図試験で不合格になった方も含まれています。
2020年は学科だけで30,409人が受験。
この中で学科をまずはクリアした人が「6,295人」
ここで20.7%に絞られている。
そこから製図試験をクリアしてようやく一級建築士の登録ができる状態になる。
35,783人のなかで一級建築士に登録できるようになった人は
どのくらいいると思います?
一級建築士も私が受けたときからどんどん変わっていて
製図試験に至っては、かなり自由度が高まった代わりに
要望を見てからの判断能力もかなり重要になってきて、
さらにプレゼン能力まで見られる試験になっています。
その結果・・・
令和2年度がここ最近でこれまた最低の合格率、
「10.6%」!!!!
かなり難易度が高かったのかもしれない・・・
そして3,796人が一級建築士として登録できるように・・・
というわけではありません。
令和2年度から新しい制度がスタートして、
今までは最短でも指定の大学を卒業して2年の実務経験を積んだ後に
ようやく一級建築士の試験を受験できる状態になっていたけど、
令和2年度から指定の大学を卒業したり一定の条件に該当すれば
実務経験が指定の年数に達していなくとも
一級建築士の試験を受講できるようになりました。
3,796人の中には672人の新制度を利用した方がいる。
なので672人の方は一級建築士の試験には合格したけど、
一級建築士として登録できるようになったわけではない。
まだ実務経験を積む必要がある。
自動車免許で言うと仮免許みたいな感じですかね。
ただ、672人の人はかなりすごい・・・
合格率がここ数年で最低のなか、
新制度が初めて運用されているので、
この672人の方たちは初めて一級建築士の試験を受験して
学科から製図までストレートで合格し続けた人。
情報を見ると平均年齢が25.0才
若いな~!!
若さはやっぱり資格試験だと記憶力の部分も含めて
武器になるんだろうな・・・
若さがうらやましいと感じる上、
今年は私もある資格を受けなければならないので・・・
若き記憶力を取り戻したい・・・
そんな一級建築士の試験結果をご紹介させていただきました。
YAMATOの家 峯田
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2021/01/05