基礎の中・・・
今日は・・・
なぜか事務所ではなくて床下に
縁のある一日らしいです。
こんな風に潜っています・・・
新社屋の基礎の中です。
配管に挟まりつつほふく前進・・・
一応・・・一級建築士です。
なにをしているか?
遊んでいるわけではありません。
大和建設の新社屋はちょっと特殊な第三種換気を
実験導入しています。
通常、換気というと室内ですが、
大和建設の新社屋は基礎の中も換気しています。
そのため適切な運転ができているか特殊な機材を使って測ってもらいました。
こんなかんじで換気している口に棒を突っ込んで、
気圧を計ってくれています。
さすがにスーツでいらっしゃったので
基礎内部は私が測定させてもらいました。
なのでこんな写真をご紹介できています。
測定値から換気量を計算して、
設計時の予定換気量と、実際の換気量を比較。
やはりダクトを使用している第三種換気だけあってか、
ダクトの分岐や長さがメーカーさんが設計に使っている予定内容とは
少しさがある形でした。
ただ、この第三種換気の優れているところは
換気設備の運転能力を調整できる点。
もう一段階強めにしたらよさそう。
そんな結果がでました。
ただ、新社屋は戸建て住宅の規模よりはるかに大きい。
そのなかでも設計に近い結果が得られた部分で行くと、
ダクトの損失をみても、
しっかりと気密のとれた施工がされているから
予定と実際が近い数値になったとのことでした。
目に見てもわかる換気。
実験として運用していますが、
なかなか面白い状況が見れたのが今日の収穫でしょうか。
換気。気密。断熱。省エネ。
まだまだ奥が深い・・・
YAMATOの家 峯田
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
2020/12/10