YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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東と西・・・基準が違う!?

建築士もしっかり現場のお勉強♪

今は本当に恵まれていて、毎日現場のお勉強ができる!

なんたって徒歩30歩ぐらいで現場に行ける♪

新社屋は設計にとっては最高のお勉強材料!

設計にとってこれほどいい材料はない!

なので、朝とお昼と夕方の時間があるときは

現場でいろいろと細かな施工方法などをお勉強させてもらってます。

 

先日もちょっとお昼休みに現場に行くと・・・

いいもの見つけました!

左官職人さんが下地の施工中♪

もちろんオーナー様ご家族と同じように施工していて、

ラス網の施工はもう見慣れていたのですが・・・

 

職人さんがつかっているラス網の大きさが

2種類あるのまではしっていましたが、

この表示は気が付かなかった!

これと、

コレ♪

作業中の状況なので写真が見にくいのはご了承ください。

何が違うか?

設計はこれはさすがに図面には書かない!

「関東間」と「関西間」

関東間のラス網と、

関西間のラス網。

 

「へっ!?」とおもう人が多いかと思います。

もちろん建築士になるためには「関東間」と「関西間」はお勉強しました。

こんな感じです。

 

御殿場や小山町でも見られるのが「関東間」

これは柱と柱の間を6尺=1間(1,820㎜)とする基準で、

6畳の和室をつくるとこんな感じになります。

2間(3,640㎜)×1.5間(2,730㎜)で6畳の和室。

「柱」を基準としているということをちょっと頭に残してもらっておいて。

 

お次は「関西間」

こちらは京都などがメイン。

一定の大きさの畳、京都の場合は6尺3寸(1,910㎜)を基準として

柱の位置を決めていった。

なので6畳の和室の柱と柱の内側の寸法が3,820㎜×2,865㎜。

「畳」を基準としています。

 

関東は「柱」を基準、関西は「畳」を基準。

これが今もなお残っていて、畳や部屋の大きさだけではなくて

左官職人さんが使う下地材のラス網にも

関東間と関西間がありました。

 

左官職人さんが関西間と関東間を使い分けているのは、

ちょっと大きいものを使いたい場所は「関西間」のほうが

施工上で都合がいいので関西間も使っているようです♪

 

机の上のお勉強だけじゃなく、

設計としてもさらに現場の見分を広めなきゃ♪

また、現場で面白いもの見つけたら

紹介させていただきますね♪

 

YAMATOの家 峯田



2020/04/25
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