細かな図面♪
昨日の日進月歩。
そのブログの中でちらっとですが、
図面の中でもとくに細かな部分という文面がありました。
シェフやパティシエで言うところの「隠し味」
どんなことかというと、
「詳細図」というものがこの細かな図面にあたります。
通常のプランだと、実物を100分の1に縮小したものを
お客様ご家族にご提案します。
そしてそこからさらに進むと
倍の細かさの50分の1という図面が登場。
まぁこれでも家づくりはできるのですが、
私が書いていて「萌え萌え」するのは、
5分の1や2分の1、時には原寸図。
これらを図面で書くことが詳細図というものです。
50分の1だと印刷すると見えないものが、
5分の1や2分の1だと、こりゃまぁくっきり見える。
なので細かな材料の寸法や施工方法まで知らないと、
職人さんたちが見た瞬間に・・・
「あっこの図面書いたやつ、なにもわかっていない素人」
そんな風なことまでわかってしまう恐ろしい図面です。
逆に、細かな部分までしっかりかけると・・・
「あっ、この図面書いたやつ、面倒な奴」
と建築士にとっては最高の誉め言葉を言ってくれる。
面倒と思われるということは、
手も抜けない、適当なことも言えない、
図面通りに作らないと怒られる。
そんな風に見られます。
詳細図はこんな感じです。
あるオーナー様ご家族の家づくりのための詳細図。
1つは鉄骨階段を作るためのもの、
もう一つは外部につける木の格子の詳細図。
細かい部分はお見せできませんが、
こういうのを書いて職人さんに作ってもらうのが
建築士にとってはとっても面白い部分。
昨日につ続いてちょっと建築士っぽいブログとさせていただきました。
2020/04/22