〇〇を読む・・・
外出も自粛しなければ・・・
よ~しこういう時だから「本(ほん)」を読もう!!
というブログではなくて、
しっかりと建築士としてのブログを本日は書こうと思います。
お客様ご家族から家づくりについてのご相談・・・
「家に陽があたらない・・・」
分譲地ではこういう状況はかなり少ないですが、
住宅密集地だと結構多い悩み。
さぁどういう状況だ!?
簡単に言えば「南側に新しい家が建ってしまって暗くなってしまった」
そしてそれも踏まえて家づくりを検討中・・・
昔から住んでいる家だと周囲の建物の状況は変わる可能性があります。
特に南側に新しい家が建つともなるとこりゃびっくり!
北側の我が家に陽があたらなくなった!!
日照権の侵害だ!!
ということを言いたくもなる場合が・・・
しかし建築基準法を守っているとかなりこの部分は難しいらしい。
その辺は私は弁護士ではないないため法にも接触するおそれがあるので
気になる方はネットで調べて頂いて・・・
さぁでは陽があたらないといっても
どの程度なのか・・・
一年かけて現地で日影の具合を調査してから家づくりの検討・・・
そんなわけにはいきません。
ここで登場するのが「日影図」というものです。
建築士なら知らなければならない言葉「日影図」
でもこれを実際に書ける建築士はマンションやビルなど
中高層建築物の設計に携わった人でないとなかなか書かない。
一般的な住宅だと法律上も必要ない。
だから住宅だけの建築士さんだとかけない人も。
でもYAMATOの家はバッチリ♪
これが書けないと注文住宅の良さが激減していまいますからね♪
なんたって日当たりは大事!!
今回も日影図を♪
個人情報の観点で、計画地をわからなくしてあります。
地面の高さで日影図を書いてみると・・・
「えっ!?計画地の半分以上が陽があったっていない!?」
ここからが大事♪
1階の床の高さや2階の床の高さなど、
いろんな高さで日影がどの程度発生するか、
さらには何時から日影になってしまうかがわかってしまう!
ちなみにこれが2階の床にした時の日影図。
よくわかんない!?
1枚目の日影図より赤い線が囲っているエリアが小さくありませんか?
このように日影図はその線が囲っているエリアに
日影が落ちるというように図面をみます。
ここからどのように土地を使いこなしていくかが大事♪
YAMATOの家では間取りを書く前に
その土地に合わせていろんな要素を検討してから
間取りなどのプランニングをしているんですよ♪
というたまには建築士らしいブログとさせていただきました♪
YAMATOの家 一級建築士 峯田
2020/04/19