三次元カット!
設計はいつも二次元ばかり・・・
画面にしても紙にしてもX方向とY方向だけ・・・
それをぐるぐる回して立体のように見せている・・・
設計って結構、簡単かも・・・
そう思える瞬間が!
それは大和建設の新社屋をつくっている棟梁の三次元カット!
これ!
まずはX軸に斜めカット!
長手方向からY軸をみるとまたまた斜めカット!
さらに身近て方向から立体方向のZ軸に斜めカット!
斜めカットを3ヶ所行ってかみ合わせるとこんな感じ♪
どこがさっきの斜めカットかわからない・・・
だけどあの加工があるからこそこうやって綺麗に見える♪
でもどうやって棟梁はこれをイメージするんだろう・・・
そしてどうしてそれがイメージできるのだろう・・・
二次元の図面から三次元をイメージして
三次元で加工しながら作り上げていくその頭の中・・・
どうなってんじゃ!?
やっぱり職人さんってすげ~!!
そう思いつつも、ちょっと自画自賛♪
この木も割付を考えて梁の位置や柱の高さの構造部材を検討しました。
図面でかなり細かな寸法で高さを決めてあったけど、
棟梁いわくピッタリだったらしいです♪
まぁ棟梁がうまいあんばいで調整しながらやってくれたんでしょうけど、
構造がデザインにマッチする、私が大好きな設計の進め方。
デザインが構造を決めるのではなく、
構造からデザインを検討して完成させる。
上っ面なカッコ良さではなくて、骨からカッコイイ!
わかりにくい方法・・・まぁ自己マンですね。
でも一番かっこいいのはこんなカッコイイ物をつくりだしてくれている
職人さん達なんですけどね♪
またどこかの機会で職人さんのカッコ良さを紹介させて頂きますね。
今度はなんの職人さんにしようかな~♪
YAMATOの家 峯田
2020/04/07