設計という切ない部署・・・
さぁ、今日はある家づくりがひと段落♪
設計にとってのひと段落は、
許可申請が終わった時・・・
そして図面を製本図面にする準備が整った時。
いっぱいある図面を本のようにする準備。
ということは、紙ベースで準備ができた瞬間。
あとは家づくりと共にいろんな書き込みがされていく。
ただ・・・ここでひと段落になってしまうのです。
オーナー様ご家族の家づくりをしているのは
棟梁などたくさんの職人さん達。
そして現場監督が職人さん達を統括する。
その時には図面が完成してしまっている。
私が図面を触る時間がぐんと減ってしまうのです・・・
本格的に家づくりが始まってオーナー様ご家族が
楽しんでいるその瞬間・・・
設計はそのオーナー様ご家族の図面を書いていない・・・
オーナー様ご家族のための図面が書けない!
ちょっと切ない部署なんです・・・
ただその時にはまた新しいオーナー様ご家族の
図面が設計部隊によって本格的にスタートする!
真っ白な紙の上に、何万本という線を書きあげる!
さきに家づくりを紙の上で行ってしまう設計部隊。
今日はちょっと設計の切ない部分をご紹介させて頂きました。
一級建築士 峯田
2019/11/22