法律にも屈しない!!
国土交通省からまた新しい指針が登場♪
今まで防火・準防火地域だと窓ガラスに「網入りガラス」を
使用することが建築基準法できまっていまし。
それが技術の進歩も含めて「透明のガラス」が使用できるようになる!
まだ確定ではないのですがこれすごい嬉しい事♪
もちろん普通の透明ガラスではなくて
防火性能をもったガラスと言うのが前提です。
ってここまで何言っちゃってるの?と思うかもしれませんね。
御殿場などでも一部の地域が「防火または準防火地域」に指定されています。
御殿場だと御殿場駅の駅前通りあたりは準防火地域に指定されています。
東京の23区などにいくと準防火より火災に対して規制が強い防火地域があります。
ここで住宅を建てようとすると、窓ガラスに対しても火に強い事が求められます。
そのために今まで「網入りガラス」といわれる、
ガラスの中に鉄線がひし形に入っている物を使わざるおえませんでした。
おそらく皆さんも商業施設などにいくと見たことがあるかと思います。
こんな感じ。
YAMATOの家でも前に準防火地域内で家づくりをさせて頂きました。
ただ・・・ここで登場・・・飯塚・・・
坪庭をつくるけどシャッターも網入りガラスも使いたくない。
透明のガラスをつかいたい!!
ここから登場したのが・・・法律を潜り抜ける間取り。
この網入りガラスを使わかなきゃいけないのは全てではなく、
境界線から1階だと3m以上離れると使わなくてもよくなります。
ということで・・・
こうなりました♪
玄関ホール正面に坪庭を作ったのですが、
玄関ホール側には大きな窓に透明のガラス。
隣接しているダイニング脇のカウンタースペースの窓は網入りガラス。
景色を楽しむことをどうしても実現するがための
法律を遵守した上での間取りで家づくり♪
しかもこの坪庭の樹木はオーナー様ご家族の
旧家にあったサルスベリを移植した思い出の坪庭になりました。
法律・・・
年号もかわったけど建築基準法にもいろいろあります。
法律順守しつつどうやって夢を実現するか。
建築って面白い♪
一級建築士 峯田
2019/04/02