恐ろしい方向転換・・・
2020年にある大事なこと。
東京オリンピック以外に、住宅の省エネ基準への適合義務化。
これをず~っと私のブログでも登場させてきて、
YAMATOの家も準備ばっちりですよ♪
そうやってお伝えしてきました・・・
が!!!!!!
まさかの恐ろしい方向転換が!!
新建ハウジングという業界のネットにて報道されました。
それは12月3日の国土交通省で行われた会議。
その場で起きたのが・・・
「省エネ基準の適合の義務化」
ではなくて!!
「省エネ基準に適合した家になっているかの説明の義務化」
そう、簡単に言ってしまえば、
どっちでもいいような内容になりつつあります。
今までは省エネ基準に適合していないと着工すらさせない!
という国の方針だったのですが、
今まで通りの寒い家をいくら作ってもいいから、
省エネ基準に適合していないことだけは説明してね。
こんなのり?
もし私がYAMATOの家の建築士でなく、
どこかしらの住宅会社さんの営業マンだったらこういいます。
「省エネ基準には適合していないけど、
今の家づくりは性能のいい断熱材も
ペアガラスもつかっているから
今まで住んでいる家よりは暖かいはずですよ」
この程度の薄っぺらい説明だけでいいんです。
たぶんこうやって家を売ることをするでしょう。
なぜこんなことがおきたか?
それは国土交通省いわく、
省エネ基準に適合した家づくりは
87万円/戸のコストアップにつながるらしい・・・
ということは、YAMATOの家づくりは
断熱に取り組んでいない会社さんより87万円高い
家づくりをオーナー様ご家族としていることになります。
そんなわけあるはずない!
そもそも87万円のコストアップというもとは
単板ガラスや複層ガラスを基準など
レベルの低い建材を基準としているらしい。
今や建売住宅でもLow-eガラス入れていることもあるのに。
石油ストーブにこたつ、ホットカーペットに
エアコンをフル活動!
こんなエネルギーを無駄に使ってその分いくら光熱費を払うの!
ただでさえ電気料金も燃料費もどんどん値上っているのに!
さらにいろんな建材メーカーさんも
断熱性の高い建材の需要があって、協力もしてくれているのに!
さらに寒い家にすんで、どれくらい健康リスクがあがって、
そのためにどれほどの医療費をはらうのさ!!
家って耐震だけがよけりゃOKかね!!
光熱費をたくさん払いつつ、健康を害するの?
まだまだ言い足りないけど、
長くなりすぎるのでまたの機会に。
そしてさらにこの分野で詳しい専門の皆さんから
発信される情報を収集してきます!!
ただ、2020年に国際社会では最低限のレベルだけど
ようやく国をあげていい家づくりに進むかと思っていましたが、
恐ろしい方向転換。
また日本の家づくりが耐震以外はず~っと取り残される・・・
一級建築士 峯田
2018/12/09