ホッとでは・・・
昨日につづき、ニュースネタのブログです。
もうすでにニュースでの取り上げが少なくなってきていると
感じを受けるオイルダンパーの偽装。
なので私のブログというマイナーな部分で取り上げてみます。
偽装事件後、さらに違う会社さんでも偽装。
その結果、国土交通省が発信したのが、
各メーカーさんにダンパーの性能について
第三者機関もつかって報告してもらうということ。
実態調査というものです。
本当は12月21日でよかったのに、
いろんなメーカー担当者さんが必死になったことは
想像がつきます。
そしてその結果が国土交通省から10月31日に
発信されました。
オイルダンパー、粘性ダンパー、鋼材ダンパー、
鉛ダンパー、摩擦ダンパー、減衰こま、積層ゴム
すべり支承、制震ダンパー。
上記の大臣認定を取得しているものを
調査してくれたようです。
その結果、88事業者さんは
不正がなされた事実は報告されなかったようです。
とりあえずホッと・・・
としたいところですが、実際はホットなんてできません。
オリンピック会場、公共施設、病院、マンションなど
あの設置されたオイルダンパーを2年で交換・・・
交換できるかどうかは別として、交換して
安心できる日が来たらようやくホッとできることでしょう。
今回の国土交通省の発表はあくまでも中間報告という
認識をもっていなければなりません。
そしてあくまでも大臣認定を受けた材料というところは
しっかりと覚えておいてください。
そして大臣認定をうけていないものはどうかは、
なにも報告されていないことも頭に入れておかなければ。
一級建築士 峯田
2018/11/03