設計レシピ「窓」できあがり
どうして窓ばかりっと言う事や
YAMATOの家がなぜ使い分けているか
などをお送りしてきた、
設計レシピ「窓」は今回で
出来上がりです。
最後にお伝えしたいことは、
同じようで同じではない
「窓」を使いうことで何が変わるのかです。
ここまでくると
YAMATOの家が使っている窓は
高いのでは?という疑問です。
そこで、ある調査から。
住宅の断熱工事には約100万円程度必要らしいです。
これは規模や材料によっても変わるとは思います。
ただ、これをベースに考えます。
ではYAMATOの家が使っている330にすると・・・
YKKAPの調査だと、
330シリーズにすると窓から熱が逃げにくくなるため、
年間の光熱費が2.2万円削減できる。
YKKAP(樹脂窓カタログより)
住宅ローン35年で考えると。
2.2万円×35年=77万円の削減
これで100万円-77万円=?
?
残りの差額23万円。
次に、窓から熱が逃げにくくなるということは、
これからの時季に気になる
「ヒートショック」
この主な原因は、
「暖房室」と「非暖房室」との温度差。
暖房室とはストーブなどを使っている
リビングやダイニングの事。
非暖房室とは暖房機器がない
洗面所やトイレのことです。
暖かいリビングから、
冷たい洗面所にて脱衣して、
お風呂で暑いお湯を浴びる。
血圧のジェットコースター。
暖められて血圧が下がり、
寒い場所で血圧が上がる。
これぞ日本のヒートショック。
年間約14000人の発生の原因。
交通事故にあうひとが約5700人。
これらは断熱材ももちろんですが、
窓から熱が逃げてしまうから。
だから家の中で大きな温度差がうまれてしまう。
これで最終の試算。
23万円÷35年=?
?
6572円/年。
年間の医療費は?
ご夫婦のみで年間6572円と考えると。
一人当たり年間3286円。
30~40歳の医療費(自己負担額)が
2.3~3.0万円。
これから年齢を重ねていく私たち。
血圧の影響を受けやすい
脳梗塞や心筋梗塞などの病気。
血圧への影響をゼロにするわけではありませんし、
窓さえ変えれば健康になるわけでもありません。
それでも、窓を考えるだけで
リスクを低減する。
だから医療費との比較をいたしました。
いつのまにか家に健康を侵されてしまっている。
いつまでも快適で、
いつまでも笑って過ごしてもらいたいから。
だからYAMATOの家は「窓」にうるさい。
これでも同じようで同じではない窓を
使い続けますか?
健康は食事や運動だけではありません。
今この時も居る「家」も
重要な要因です。
さて、最後はお金で締めくくる
今回の設計レシピ「窓」
まだまだお伝えしたい部分がありますが、
今後の設計レシピにて補足していきたいと思います。
次回の設計レシピは何に・・・
閲覧ありがとうございました。
2015/10/29