同じようだけど・・・
さてさてFacebookで大公開されている
まもなく「予約制 新築住宅完成見学会」のYAMATO保土沢の家。
オーナー様ご家族と今まで家づくりをしてきた
YAMATOの家だからこそ、完成した家を見ると
「あ~オーナー様ご家族らしいなぁ~」
そんな風に思います。
そのYAMATO保土沢の家のちょっと細部をご紹介です。
それがこの階段手摺。
鉄骨職人さんに作ってもらった「MADE IN YAMATO」
なんですが、YAMATOの家マニアのオーナー様は
この手すり、どこかで見たような・・・
実はこちらの家でも同じような手摺を作っていたんです。
どこで固定されているかわからないように設計した手摺。
同じものの使いまわしか~
ってお思いかもしれませんが、全然違います。
前に作った時は「笠置」と呼ばれる階段の壁と手摺の境目が
「ホワイト色に塗装」されています。
なのでこの木の笠木はノコギリで多少細工しても
塗装するとわからなくなる。
簡単に言えば棟梁は仕事が楽ちん♪
でも今回は「木の笠木をそのまま見せる」
そうなると棟梁は笠木を二つに割ったり、欠き込んだりできない。
加工するとその部分がびみょ~にわかってしまう。
なので棟梁も難易度の高い加工をしてもらわなきゃいけません。
そうなると鉄骨の手摺も同じように作れば綺麗に♪
そういうわけにいかなくなるのです。
ここが設計の腕の見せ所♪
どうやって作ってもらうように図面を書いたか。
それは鉄骨職人さんと私だけの内緒。
注文住宅の設計だからこそできる楽しさ。
でもこんなところは気がついてくれなさそうなので、
自己申告させて頂きました!!
たまには設計らしいブログで見学会のご紹介でした♪
2018/04/18