自律神経・・・
さてマニアックだけどお得な情報としてお送りさせてもらう
峯田のブログスタートです。
さぁ、いきなり家づくりとは全く関係なさそうな自律神経って言葉。
自律神経とは、呼吸器や消化器など人の内臓の活動を調整する
24時間働き続けるブラック企業な人間の神経のことです。
昼間や体が活動している時に元気に動く「交感神経」と
夜や休息時に活躍してくれる「副交感神経」があります。
簡単に言うと、
遊んでいる時は「交感神経」
寝ている時は「副交感神経」がメインで動くってイメージです。
ただ、これは不規則な生活をしているとバランスが崩れます。
で、これが家づくりのなにと関係あるか・・・
実はどんな家をつくるかにとても重要なポイントなんです。
今回は構造というより仕上げに近い内容になりますが、
家と言うと
木を使う「木造」W造
鉄を使う「鉄骨造」S造
コンクリートを使う「鉄筋コンクリート造」RC造
代表格はこのあたりだと思います。
我が家で居る時はゆったりしたい・・・
それはほとんどの方が思う事かと思います。
そのためには「副交感神経」が活躍して欲しい!
ではどんな家が副交感神経を活躍してくれるか。
これもしっかりと科学的に実証されつつあるようです。
千葉大学の教授が調べているようですが、
コンクリート打ち放しの家より
木の家の方が自立神経のバランスを整え、
さらにはストレスホルモン濃度を低下させる効果が
実証されつつあります。
簡単に言うと「森林浴」です。
これも実際に検証した結果があり、
森林と都市部で同じ時間で座っていると、
都市部で居る時よりも森林で居る時の方が
安静時に活発になる副交感神経が活躍し、
体の活動時に活発になる交感神経が減少しました。
さらにストレスホルモンのコルチドールも低下したようです。
それを家づくりに落とし込むと・・・
一番簡単にイメージできるのは
「床や壁などを木で仕上げる」
木が見えて副交感神経が活躍してくれます。
床はタイルや畳にしたいのに・・・
そんな時はこんな方法でもOK。
例えば庭にシンボルツリーを取り入れ
リビングから見えるようにする。
もっと上を行くと「借景」
近所に公園や森林などがある土地の条件ならいいかも!
これでも副交感神経を優位にし、
自律神経のバランスを整える役割をしてくれるようです。
家と自律神経。
実は大きな関係があったんです。
マニアックだけどお得な情報になったかな?
2018/01/11