見えないところをご紹介♪
見学会でよくご質問いただく断熱材についてご紹介させて頂きます。
断熱材といってもいろんな種類そして施工方法があります。
そしてどれがいいの?というご質問をよくいただきますが、
断熱材も施工や材料などに長所短所があります。
なのでYAMATOの家はその中から2種類を選んで使用しています。
まずは「現場発泡硬質ウレタンフォーム」です。
よく「現場発泡」といわれる断熱材で、基本的には2種類の材料を
現場で混ぜ合わせて壁や天井、基礎などに吹付けて施工します。
壁や天井に吹付けると「モコモコ」と膨れあがって厚みがでてきます。
そして所定の厚さになるまで職人さんが施工します。
触ると表面はちょっと硬くなっていますが、なかはふわふわした感じです。
この材料は固まる前の物を触るとわかるのですが、
いろんなところにくっついて離れなくなるほどの粘着力を持っています。
なので柱や梁にもしっかりくっついて気密を確保してくれます。
もう一つはセルロースファイバーです。
この断熱材の元は「新聞紙」
なんだか大丈夫!?と思ってしまいそうな原材料かもしれませんね。
でも子どものころに新聞紙にくるまったら自分の体温で暖かくなった体験ありませんか?
断熱性能はもちろんのこと、新聞紙の原材料の木の性質までももっています。
それが調湿性です。
YAMATOの家が使用している無垢の床のように自然と湿気を調整してくれています。
さらに音楽スタジオでも使っているように防音性もあります。
このセルロースファイバーの施工はちょっと特殊で、
柱や梁にシートを貼って、その一部に穴を空けて材料を吹き込んでいきます。
ちょっとまえに施工したYAMATO萩原の家の施工風景がこんな感じです。
そしてこのシートの中がパンパンになるまで材料を吹き込んでいきます。
本当にパンパンになってサンドバックのようになります。
断熱性のは大丈夫です。
そんな言葉よりも、YAMATOの家はこんな風に
断熱材を選んで施工しているのが皆さんにお届けできればと思いご紹介させてもらいました。
今回使用している写真はもちろん全てYAMATOの家の・・・
というよりはただいま家づくり真最中のYAMATO萩原の家より
ご紹介させて頂きました。
2018/09/23