2020/01/24 現場を離れて・・・先日、ちょっと現場を離れて沼津まで行ってきました。 何を行ってきたかというと、「静岡県地震被災建築物応急危険度判定士」の講習会です。
簡単に言うと、大地震で被災した建築物は 塀が脆くなったり瓦が落ちそうになっていたりする場合があります。 そのままにしておくと、余震などによって 塀が人に倒れてきたり、瓦が落ちて怪我をするといった二次災害に繋がります。 そこで、できる限り早く建築物の被災状況を調査して 当面の使用の可否について判定するための資格です。 建築士の資格を持つ人が受講できます。
講習会では、実際に使用する調査表を使って 被災した建築物の写真を見ながら判定するという実習も行いました。
過去の大地震で派遣された判定士へのアンケートでは 「精神的にも体力的にも、3日間の滞在が限界」 「判定中に、隣の建物から瓦が落ちてきて危険を感じた」 という声も・・・。
ただ、判定することででさらなる二次災害を防ぐことにつながり、 また行政から派遣された判定士が建築物を直接見て回ることで 被災者の方にとって精神的安定にもつながると思うので 非常に重要な役割だと感じました。 |
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