空間の意図を捉える
昨日は御殿場 深沢の家の完成写真の撮影をしてきました。
![](https://www.yamato-k.net/wp/wp-content/uploads/2024/04/f89e11b5e9f5ad7913aed4de642867b4-413x550.jpg)
建物の完成写真を撮るうえでもっとも難しいところが、
1mmの狂いもない建築物を真っ直ぐと撮る事。
どれだけ空間が良くても、画角が良くても歪んでいては
写真で建物の良さが伝わりません。
世の中には、建築写真家という建築物を専門的に撮るかたがいらっしゃいます。
ひとことに写真家と言っても、
人物を撮る人、動物を撮る人、風景を撮る人、そして建物を撮る人など様々です。
建築写真家の方々は建物、止まっているものを撮るプロなので、
同じ写真家でも人物や動物など動くものは苦手な方が多いようです。
建築写真家の方が必ず使うものなかに三脚があります。
カメラを水平に保ち、真っ直ぐ写真を撮るための必需品。
実は、私も三脚をよく使う場面があります。
それは、建物の設計をする上で欠かせない測量。
測量は精密機械を水平に保ち計測するため、
どれだけ傾斜であっても三脚を水平に据えることが出来るかが
ポイントになってきます。
その三脚を水平に据える作業が建築写真を撮るうえでもなかなか難しい作業のひとつ。
そのため、測量士のかたは建築写真家にも向いているのだとか。
![](https://www.yamato-k.net/wp/wp-content/uploads/2024/04/ad01aa0e585fcf791834baef5c303d10-550x413.jpg)
![](https://www.yamato-k.net/wp/wp-content/uploads/2024/04/36f5da115a2e8cea218968b9b6a368e4-550x413.jpg)
最近は、建築士が建築写真家になるパターンも多く、
建築を知り尽くしたプロは使用している材料や、
空間の意図を捉えることができるため、建築写真の撮影にも向いている方が多いようです。
尚更、建築は奥が深いなと思います。
完成写真は我々の財産となる大切なものです。
もっと研究して素敵な完成写真を撮影できるようになりたいなと思います。
石田
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・制振・防音性能セルロースファイバー
設計事務所 YAMATOの家
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YAMATOの家 公式 インスタグラム
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2024/04/04