視覚的効果
YAMATOの家づくりでも多く使用されている木材。
木材を家づくりに使用することは、
心と身体を癒す手段のひとつとしてとても有効です。
木材の持つ効果は、様々な観点から見て
人にとって優しい特性を持っています。
今回あげる効果は、視覚への効果です。
まず第一に、暖色系の木肌は安らぎを与え、
視覚的に温かさを感じることが出来ます。
それに加え、木材には実際に体を温めてくれるという効果もあるのです。
人の目で感じることができる光「可視光線」のうち
青色寄りの光成分は木材に吸収されやすく、
目に有害とされる紫外線も吸収してほとんど反射しません。
一方、赤色寄りの光成分や赤外線はよく反射します。
紫外線には肌にシミをつくったり、
目を刺激し痛ませてしまうといった影響があるのに対し、
赤外線には体を温める効果があります。
また、人にとって快適な光の反射率は、
肌色と同じ50~60%と言われていますが、
木の反射率もほぼこれと同じです。
そのため、木が反射する光はまぶしすぎず、
目に優しいと言えます。
そして、人に安らぎを与えれくれる「1/fゆらぎ」
木材の色の濃淡や、木目の模様にこの1/fゆらぎ
と呼ばれるゆらぎが存在しているのです。
「1/fゆらぎ」とは、ろうそくの炎やそよ風、
小川のせせらぎなどのさまざまな自然現象の中に発見された
「不規則さと規則正しさがちょうどいい具合に調和しているリズム」のこと。
適度な揺らぎは自然さを醸し出し、
人に快適感を与えてくれます。
このような視覚的に人を癒し、目に優しい木材は、
住む人の心身にやさしい環境を作り出すことが出来ます。
他の観点から見てもまだまだたくさんの効果をもつ木材。
視覚的効果以外のものについても、
またご紹介させていただきますね。
石田
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2022/12/22