YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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設計レシピ!中間領域・・・

今日の設計レシピはちょっと建築の専門的用語をつかって

ご紹介させていただきます。

 

中間領域。

「図と地」とい概念の中にある領域の表し方。

私が大学時代の教授の得意分野が

この中間領域や図と地という概念でした。

 

メインになるのが「図」

サブになるのが「地」

紙に文字を書いている時に

文字は「図」であり、のこりの紙の部分が「地」というと

すこしイメージがつきやすいですかね。

 

その図と地の領域をすごく細かく分けていくと

曖昧な領域ができる。

それが中間領域というものです。

家で表すと「室内」でもなく「外」でもない場所。

 

YAMATOの家づくりでは多く登場します。

まずはアプローチ。

雪や雨をしのぐアプローチ。

外でもありますが、家の一部でもある。

これが中間領域で一番わかりやすい形。

高さや幅でかなり雰囲気が変わる。

面白い場所が出来上がります。

アプローチの一部にこれまた吹抜けがあると、

雨や雪の様子を感じられる。そんな空間ができる。

 

その他にもこのような中庭も中間領域になります。

閉鎖された空間。

誰でも使える場所ではなく、

あくまでも家の中からしかアプローチできない。

家の中だけど、屋外。

プライベートな屋外。

 

少し似た形で、中庭ではないけどフェンスなどで

領域を区切った中間領域もあります。

中庭ほどプライべート感が高いわけではないですが、

気分的には見ようとするとすこし抵抗を感じる。

家の一部のように扱います。

 

そのほかにはこのようにアプローチの一部にガレージ。

シャッターをつけると室内のようにもなります。

家の雰囲気も変わる。

 

あとはウッドデッキというのも大切な中間領域です。

屋外。

だけど靴ではなく素足で活動できる。

部屋の延長線上にある空間。

 

これら中間領域は贅沢な空間の1つ。

コロナ禍。

家の中でもなく外でもない場所。

それが皆さんの日常を豊かにしてくれる

1つの要素になるかもしれませんので、

ご紹介させていただきました。

 

 

YAMATOの家 峯田

一級建築士事務所 YAMATOの家

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設計レシピ!小屋裏収納♪

今日はじっくり水回りの打ち合わせ・・・

本当はその延長線上で水回りのブログにしようかと思いましたが、

なぜか頭の中に「小屋裏収納」が出てきてしまったので、

今週末の設計レシピは「小屋裏収納」とさせていただきます。

小屋裏収納・・・

ロフトとも表現する方もいらっしゃいますが、

建築基準法上は「小屋裏物置等」が正しい言い方です。

ただ皆さんには小屋裏収納と表現する方が伝わりやすいので

今日は小屋裏収納と表現させていただきます。

 

これらは建築基準法上、いくつかの制限があります。

まずは天所までの高さが床から1.4m以下であること、

かつその面積がその階の2分の1未満であれば床面積に参入せず、

かつ階数にも算入されないというものです。

これのメリットは、床面積に算入されないので

容積率が厳しい(床の面積の制限と思ってください)場合に

床をつくっても問題がないという良き点。

さらに固定資産税上、床面積ではないので

固定資産税の評価の対象にならないという良き点。

これらがあります。

 

YAMATOの家でも今までにもいくつか小屋裏収納を作ってきました。

畳を敷いた収納?ではなく書斎空間のような場所もあれば、

広すぎでしょ!という15帖以上の広さがある小屋裏収納、

1部屋全体の天井を上げて部屋の中に小屋裏収納というベッド空間をつくったり、

吹抜けに面した開放的な小屋裏収納にしたり、

収納と言えるのか?という大人な雰囲気な空間にしたりと、

小屋裏収納と言ってもさまざまです。

 

ただ、これらはすべて法律に基づいて作り完成しています。

 

ネットで調べているともしかしたら「裏技」のような表現を用いて

これらのなかの天井高さ1.4mをのちのちに変えるような工事を

されている方もいらっしゃるようです。

 

これ・・・法律違反です。

建築士にはできません。

さらに小屋裏収納は床面積や階数に含まれていませんが、

一定の広さを超えると、四号特例で許可申請を行って

簡易な壁量計算で耐力壁の検討を行っている耐震等級1(法律通り)の家であっても

小屋裏収納の面積に応じて、耐力壁の量を増やさなければなりません。

 

なぜか?

いくら床面積や階数に算入されないかもしれないけど、

家の耐震性に影響があるということがあきらかだからです。

なので仮に1.4mを超える部屋をつくりたいのであれば、

平屋であれば2階建てで。

2階建てであれば3階建てで。

しっかりと法律に基づいて構造検討を行うのがすごく重要です。

安易に天井の高さを変えるだけだと思わないでください。

法律違反そして皆さんの命を守る家そのものが凶器になるかもしれません。

 

決して裏技ではない。「荒業」なだけです。

 

市町村の中には、

小屋裏収納には「窓はダメ」とか「コンセントはダメ」とか、

エアコンの設置はダメとか法律を補填する形で

条例を定めている場合もありますので注意が必要です。

 

今、実際に着工しているYAMATOの家づくりの中にも

小屋裏収納がある家づくりが複数あります。

ただ、これらは許容応力度等計算を行った

耐震等級3の家の中にある小屋裏収納です。

床面積にも階数にも含まれませんが、

大切な我が家の一部。

せっかく作るのであれば安心して、

そこからさらにどんな雰囲気に仕上げるかを楽しむ。

 

小屋裏収納をご検討中の皆様は、

今日のブログのYAMATOの家の施工実例から

少しでもヒントを見つけて頂けると幸いです。

 

ちなみに小屋裏収納は固定資産税には含まれませんが、

小屋裏収納をつくるための材料や工事は必要にないりますので、

安価で創れる・・・とは思わない方がよいかと思いますよ。

普通に考えて部屋を作りますからね・・・

それがただ単に天井が低いというだけですから・・・

 

昨日からどうやら個室パターンのブログとなっていますが、

明日の設計レシピが個室になるかは・・・

私もわかりません・・・

 

 

今日もブログご覧くださってありがとうございます。

今日の打ち合わせそして昨晩の打ち合わせの時にも

オーナー様ご家族からブログの話を伺いました。

昨晩のオーナー様はどうやら登場した日を書き残している?

強者?YAMATOの家マニア?また登場です・・・

でもこうやって見てくださっているのを感じること。

それが私にとってもとても嬉しいことです。

誤字脱字に極力気を配っていますが、

毎日この量をサクッと書いているとたまにはやらかしますので

その辺はご容赦ください。

 

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ちょっと気になるあの個室・・・

検査のために審査機関へ移動。

運転しながらも送られてくるLINEやメッセージを

Siriが読んでくれる。

本当に助かる。

そんな車内で私が日常的に行っているのが

ラジオもしくはテレビを「聞く」ということ。

運転中もいろんな情報収集です。

 

今日の運転中に気になったのがコロナ禍だからこそでしょうか。

「書斎」についてです。

書斎というとどうもご主人が使用している率が高いような

報道内容でした。

 

だからこそでしょうか、奥さんからの意見が2つに分かれていた。

ご主人の書斎肯定派の意見。

「リビングでゴロゴロしている姿を見なくてストレスが溜まらない」

「書斎だけで自分の荷物を管理してくれるから掃除が楽」

「ようがあるときだけLINEで呼び出している」

なんか肯定派の意見がちょっと違う方向に向いているような・・・

 

反対に否定派

「子育ては夫婦の力が必要。一人だけ逃げているようでダメ」

「何をしているかわからないから」

「わたしだって一人の空間が欲しい」

なんか肯定派も否定派も旦那さんにとって厳しい意見なのは気のせい?

 

ともかく書斎という使い勝手ではなく、

「夫婦間に個室が必要かどうか」という感じのような気がします。

これはご家族ごとさまざま。

YAMATOの家も今までいくつかの書斎もしくはワークスペース、趣味部屋を

家づくりの中で作り上げてきました。

 

まずは「完全独立型。ご主人の書斎・趣味部屋」

廊下などからこの部屋だけにアプローチするパターン。

在宅ワークで会議がしやすくなる・・・というのは建前で、

子どもたちには触られたくない趣味をするがための2.0帖の部屋。

先ほどの写真のオーナー様は「プラモデル」

こちらは廊下ではなくウォークインクローゼットの奥にある

「ご主人の天守閣」というタイトルがついた2.2帖の趣味部屋。

ネットゲームをこもってしているらしいです。

真鶴プロジェクトで作った家は「二拠点居住」というのがキーワードであったので

都心部の人が家でも仕事ができるようにワークスペースという個室がありました。

玄関で居住空間へのアプローチとワークスペースへのアプローチは分かれていて

執務空間として3.75帖の部屋が独立していた形でした。

 

 

次はご夫婦の寝室を利用した書斎コーナーパターン。

ご夫婦の寝室なので基本的には子供たちが使う部屋ではないという

部屋の用途を利用してスペースを確保しています。

寝室の家具と一体になっていたり、

少し離れた場所に設置したり、

ご夫婦おのおのでつくったり、

個室とまでい行かないけど、ちょっとこもれる場所になっていたりと、

寝室を利用と言ってもさまざまです。

 

後は、開放感抜群の吹き抜けに作ったパターン。

こちらはご主人用というかたちで準備したはずが、

奥様が洋服を畳んだり、

子どもたちが宿題をやったりとすぐにとられたらしいです。

 

ご主人だけではないですよ!

ご主人のスペースはないけど女性陣用!

パントリー横にデスクと収納。

ちょっと外も見ながら・・・

こちらはウォークイン兼趣味スペース。

背面には大容量の収納。

裁縫が得意なオーナー様らしい部屋の構成でした。

 

ご夫婦が別々パターンがほぼですが・・・

こちらはご主人の趣味部屋と奥さんのマンガ本スペースが一体に。

引き渡し後に見た漫画の量にもビックリでしたけど・・・

子どもたちには使わせない。大人だけの空間という形もありました。

 

コロナ禍。

家という今までは「箱」だけのイメージが強かった空間が、

家という「仕事場」「趣味」「遊び」などなど、

さまざまな時間を過ごす空間へ変わったのかもしれません。

 

今そしてこらから着工する家づくりの中にも

いろいろバリエーションの個室が登場するのでお楽しみに!

たぶん私が一番気になっておるのかも・・・

 

我が家・・いつになるかわからないけど、

新しい家には個室が欲しいか?

飯塚からは、メリハリがお前はなくなるからやめろと言われ、

奥さんからは家でもどうせ仕事しているんだから集中すれば?と言われる。

ムムム・・・我・・・どうする!?

ただオーナー様ご家族の家の中でいくつか気になっているものがあるので

それらの現状をアフターのようすなどから見つつ、

判断していこうとしている私から

書斎について今日はご紹介させていただきました。

 

 

最後に・・・

先ほど、事務所にいらっしゃったオーナー様から

「ブログ毎日見ています」というのとあわせて

「更新されたら表示されないんですかね」

という内容のことを伺いました。

もちろん半分冗談でおっしゃっているのですが、

毎日ブログ見た頂いてありがとうございます。

更新時間を指定していればいいのですが、

私も気分野なので朝やってみたり、夜中にしてみたり・・・

その時の気分だけで決めているこのブログの更新。

朝早ければ「早朝出勤ご苦労様です」と思ってくださって、

お昼ならば「昼飯を食べなさい」と思ってくださって、

夜中だったら「早く寝なさい」と思ってください。

毎日皆さんにお会いできないからこそ、

その日その日にいろんなブログの内容と更新状況で

YAMATOの家のメンバーの様子もちょっと感じて頂けると幸いです。

これからもご愛読よろしくお願いします。

 

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抜き打ちチェック

今日はじっとパソコンの前で数字との戦い中・・・

1円、2円の調整・・・

まったくちょこっと面積が変わったりするだけで

いろんな場所の金額がよく動く・・・

これぞ注文住宅という感じ。

 

ネットで「大和建設」と入力すると、

関連キーワードみたいな中に

「大和建設 御殿場 坪単価」みたいなのも出てくる。

まぁ検索していただいても構わないのですが、

でてくるのは・・・

私のブログもしくは、

静岡県東部にはもう一社同じ名前の会社さんがある。

そちらは坪単価表示をされているようでが、

YAMATOの家は坪単価表示がない・・・

 

なので御殿場の大和建設の家の坪単価は

見つけることはできない・・・

なんといっても1から積算していますので・・・

坪単価表示できれば、私の仕事も1つ減るのですが、

これはYAMATOの家としてはしないので

しょうがない!

というか大事な積算なのでもくもくとチェックです。

 

そんな中、社内回覧がきました。

いろんな情報が社内共有するために回ってくるのですが、

今日は現場の安全パトロールについてでした。

 

大和建設は毎月1回、

社内で日程を決めて土木および建築の現場を社員が

パトロールという形で抜き打ちチェックに行きます。

しかも現場監督が行うわけではなく、

社内の細かな管理を行っている社員が実施します。

現場の整理整頓状況やヘルメットの着用など・・・

数枚のチェックシートをもとに実施しています。

今回もある現場が対象となって実施してきてくれました。

報告書も社内回覧で確認・・・

公共工事のような大きな現場ではもちろん必須事項の内容ですが、

YAMATOの家では一般の住宅においても

公共土木工事を行っている土木部と同じように

現場のチェックを行っています。

 

現場の管理。

順調に進んでいるというだけではなく、

職人さんやご近隣の方々の安全管理もすごく重要です。

 

今日は、大和建設全体で取り組んでいる

現場の安全パトロールについてご紹介させていただきました。

 

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