はがき♪
はがき・・・書かなくなったな・・・
年賀状も昔は書いていた・・・
ちょっと変わっていたのが常識知らずだったのか、
なぜか宛名を全て敬称略したことが あったけな~
そんなブログを書きたかったわけではありません。
このところ長文になっていますが、
断熱等級だの一次エネルギーだのご紹介してきました。
もしかしたら気が付いている人もいるかもしれませんね。
「それって結局のところ設計が机上の検討して、
数字でやり取りしてるだけじゃん。」
実際がともなっているのかね!?YAMATO!!
そのとおり!設計って面白い物で
色んな線や数字、文字を書いて家を作っているようだけど、
あくまでも紙の上でしかやらないんです♪
なので今日はしっかりと現場での内容をご紹介しましょう!
それが「C値」と呼ばれる「相当すきま面積」についてです。
何のこっちゃ?と感じている方もいるかもしれませんが、
C値(cm2/㎡)=家全体の隙間面積(cm2)÷家の床面積(㎡)
こんな式で家の隙間を計算できます。
おいおい。また計算式で机上の検討かよ!
そう思うかもしれませんが、
家全体の隙間面積は机上では絶対にわかりません。
それはその家をしっかりと計測しなければなりません。
こんな機械を使います。
これもYAMATOの家を過去に計測した時の写真。
これで家の隙間を測ってC値を計算して
気密が高いかどうかを現場にもとづいて評価してくれます。
国の方で決めた基準だと
御殿場や小山町だとC値5.0・・・
このC値5.0以下です!って言う会社さんはいない。
ハウスメーカーさんもC値は2.0~5.0。
まぁせめて2.0~3.0程度を目指そうって空気感。
でももっと性能を求めている工務店さんは1.0以下。
YAMATOの家は?
先日施行実例が更新されたこちらのお家♪
気密測定を実施してその結果・・・
C値1.0・・・
家全体を合わせて隙間が「はがき1枚分程度しかない」
国の基準と比べると5分の1しか隙間がないという事。
しかも第三種換気で・・・
私があえてここで「第三種換気」を登場させたのには理由が。
そろそろ長くなってきたのでここで一区切りしますが、
設計だからといって机上の検討ばかりをしているわけではありません。
YAMATOの家としてオーナー様ご家族に
どんな家を最後、お引き渡しさせて頂けるか。
もちろん快適なことについてもしっかりとお伝えしなければ!
この続きはまたの機会に♪
YAMATOの家 峯田
おめでとうございます!
今まではYAMATOのブログで紹介されていたことを
今度は峯田のブログで紹介しておかなきゃ!!
ちょっと日が経ってしまいましたが、
オーナー様ご家族から写真が送られてきました♪
こんな写真♪
そう!新しい命の誕生です!!
今までも大きなおなかを抱えながら打ち合わせして下さったり、
見学会に来てくださったりと家づくりに一生懸命だった奥様。
ついにご出産でした。お疲れ様でした。
まだまだ小さな体。
家づくりを本格的にスタートするのはもうちょっと先。
なので今は奥さんも家づくりを忘れて
新しい命に必死に向き合っている事でしょう。
でも新しい家族が増えて、そして新しい家づくりを始める。
いろんな記念がいっぱいになりそうですね♪
そしてこちらのオーナー様ご家族は二世帯住宅。
新しい家になったらご両親もすぐそばに居てくれるから
心強いですね♪
オーナー様ご家族が作られる二世帯住宅は
各階のフロアーで世帯が分かれるような間取り。
YAMATOの家にはよく登場する吹抜けが室内にない・・・
けど!!
なぜか吹抜けが屋外にある!!
どんなんだ!?
室内空間も充実していますが、
屋外空間がとっても楽しみな二世帯住宅になります。
ともかく、オーナー様ご家族の皆様!
新しい命の誕生、おめでとうございます!!
これからは1人増えたご家族皆様で
家づくりもいっぱい楽しんでくださいね♪
YAMATOの家 峯田
触れていない理由・・・
このところ外皮平均熱貫流率だの断熱等級4という言葉を列記してきました。
まぁYAMATOの家は断熱性のが高いってことね・・・
それがいいたいのね・・・
そう思うかもしれませんが、
実はその先がとても重要です。
外皮平均熱貫流率UA値が計算できると、ちょっと手を加えるだけで
一次消費エネルギーというものが計算できるようになります。
またよくわからない言葉「一時消費エネルギー」
これはネットで調べるとより詳しく載っている事ですが、
簡単に言うと「車の燃費」を「住宅に置き換えた」だけのことです。
車だと1リットルあたり何キロ走るかで燃費がわかりやすい。
でも住宅、しかも注文住宅だと1つ1つの家が違うので燃費がわかりにくい。
それを数字で少しでもわかりやすくしたものが一次消費エネルギーだと思ってください。
先日紹介させて頂いたYAMATO神山の家。
外皮平均熱貫流率UA値は0.52W/(㎡・K)
ここからちょこちょこっと数字やら諸条件を専用ソフトに入力すると一時消費エネルギーがでます。
今の状態で一次消費エネルギーの最高等級の「5」を取得できる内容が確認できました。
基準が92.2GJ/(戸・年)に対して81.7GJ/(戸・年)で
基準を下回るエネルギー消費になることが判定で出ました。
おお~!!なんだかよくわからないけどすごそう・・・
ですよね。
ただ、プロの人はここまでやる必要ないじゃん!
と思う方もいらっしゃることでしょう。
なぜなら・・・一時消費エネルギーには奥の手があるんです!
それは・・・
「太陽光発電を載せてしまえば楽に等級5がとれる!」
同じ条件で4kw相当の太陽光発電を日射量が少ない場所として載せてみたのがコチラ。
発電設備という欄に「マイナスの数字」が表記されて、
一次消費エネルギーが81.7GJ/(戸・年)からさらに68.4GJ/(戸・年)になった!
同じ家なのに太陽光発電を載せただけで一時消費エネルギーがさらに改善できた!
しかもかなりの数値で・・・たった4kwの太陽光発電をのせただけで・・・
これが奥の手。
一次消費エネルギーの元は「燃費のいい家」を創りましょう。
省エネな生活をするために、断熱性の高い家で冷暖房を低出力で運転し、
LEDの照明器具をつかったりして消費するエネルギーを減らすことが目的。
これは「車の燃費」と同じことです。
でも車と違うのは太陽光発電などエネルギーを作りだすと
作りだした分だけエネルギーを使わないことにできちゃうということ。
簡単に言えば、
ガソリン車で単独では1リットルあたりの走行距離が10kmだったのに、
車の車体に「太陽光発電をとりつけたら」走行距離が20kmになったので
同じ車だけど燃費は1リットル当たり20kmという表記でいいよということ。
本来はガソリンを出来る限り使わない事が前提だったのに、
ガソリンを消費することを考えずに
燃費の悪い車に太陽光発電をどうやったら設置できるかを考えた。
そんな感じです・・・
住宅でも同じです。
太陽光発電さえのせてしまえば、
数字上は低燃費の家として簡単に作りだせてしまう。
家そのものが低燃費でなくてもなんでもよくなってしまう・・・
私も皆さんと同じように、
いろんな住宅会社さんやハウスメーカーさんのホームページを見ます。
その中で、ハウスメーカーさんを除いてですが、
高断熱や高気密の家づくりにかなり取り組まれている会社さんは、
太陽光発電について住宅の仕様やブログでほぼ触れないんです。
これは太陽光発電を採用するかどうかが重要なことではなく、
住宅そのものの省エネ性をしっかりしているからこそ
太陽光発電に触れずにいらっしゃるのでしょう。
触れていない理由・・・
太陽光発電が重要なのではなく、低燃費な家を作ることが重要。
まだまだこの部分は奥が深いのですが、
今日はこのあたりで♪
ちなみに今回はおなじYAMATOの家で検証したので
太陽光発電を乗せると一時消費エネルギーは改善できたという結果になっています。
ただ、太陽光発電という設備は設置やメンテナンスなど、
今後のライフサイクルコストという部分も検証する必要があることも
お伝えしておきますね♪
YAMATOの家 峯田
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