YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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これもMADE IN YAMATO!

さぁ昨日まで5日間にわたってお送りした

かたっ苦しいブログとは一回お別れして、

明日からはYAMATO板妻の家「新築住宅 完成見学会」です!

土日はご予約不要の見学会なので

エネルギーをかなり消費しそう・・・

でもいつも楽しいのが見学会♪

 

そんな見学会にしか登場しないのが

室内に飾られている備品たち♪

 

いつもは倉庫で出番を待っているのですが・・・

 

今回は新しい備品メンバーが登場です!

しかもそれがMADE IN YAMATO!!

 

これはしっかりご紹介しておかなければ!!

なにがかというと・・・

コチラのダイニングテーブル!!

またまたダイニングテーブル作っちゃいました♪

 

しかもこれを製作し始めてどのくらい時間がかかっているのでしょうか・・・

時間を見つけながら、ある方が地道に、1人で、しかもこっそりと・・・

職人さん達ともいろいろ打ち合わせをしながら・・・

オーナーさまどころかYAMATOの家メンバーも

ほとんど知らないうちに完成していたこのダイニングテーブル。

 

これも世界に1つしかないMADE IN YAMATOです♪

 

さらに新しい備品メンバーはまだまだいますが、

それは見学会にきてからのお楽しみです♪

 

YAMATOの家見学会マニアのオーナー様ご家族の皆様!

また新しくなったYAMATOの家の見学会を

今回も是非ともご堪能くださいね♪

 

もちろん初めていらっしゃる皆様は是非ともじっくり見てください!

見学会が終わってしまうと、オーナー様ご家族の我が家になるので

気軽に見れる事はなくなってしまいます。

この期間限定のYAMATO板妻の家の見学会を是非ともご堪能あれ!!

 

YAMATOの家 峯田

YAMATOの耐震 PartⅤ

ついに5日目に突入してしまった・・・

YAMATOの耐震についてざっくりなのに5日もかかっている。

 

YAMATOの家は快適な家づくりを目指しています。

それは断熱や気密はもちろんですが、

そもそも耐震についてもずっと取り組んでいました。

 

耐震については日本で家づくりをしている以上、

常に考えていかなければならない部分。

さらに地震を通して災害を受けて学ぶことも多い。

 

災害から学ぶことで熊本以降に注目をあびたのが「ダンパー」です。

 

そもそも地震への家の対策としては大きく3つあります。

まず1つ目がYAMATOの家のハイブリット構造のように

家そのものの強度を上げて耐えるように作る「耐震構造」

 

2つめは住宅だとなかなか見ないですが、

大型ビルや公共施設、医療施設などで採用される

地震の揺れを伝えないように作る「免震構造」

 

3つ目は熊本地震以降に注目をあびた

地震の揺れを吸収するようにつくる「制震構造」

 

この3つがあります。

YAMATOの家も以前からダンパーについては

情報収集してきましたが熊本地震以降は本格的な導入に向けて

さまざまな種類のダンパーその他の制震部材について

メーカーさんだけでなくさまざまな専門的知識をもった方々と

打ち合わせを重ねてきました。

そのため導入するのには2年以上の月日がかかってしまいました・・・

 

そしていよいよ登場したのがこのダンパーです。

皆さんが良く知っているダンパーの「オイルダンパー」ではありません。

世界初の「金属流動」を利用したダンパーです。

金属流動ってなんだよって感じですよね。

金属流動とはアルミと鋼材を押し付けたまま

スライドさせようとしたとき両者の接触面が焼き付き、

完全接着されそれでも無理やりスライドさせたとき、

鋼材より柔らかいアルミが動き始める現象の事。

このようにカタログに書いてありますが、

その説明自体もイメージがわきにくいかもしれませんね。

簡単に言うと、地震の運動エネルギーを受けたダンパーが

金属流動部分で運動エネルギーを熱エネルギーに変化させて

揺れを減らすことができるダンパーです。

もっと簡単に言うと、

地震の力を熱に変えて揺れを減らすのがこのダンパー。

熱に変えると言っても高熱になるわけではありませんよ♪

 

なぜYAMATOの家ではこのダンパーを採用したか。

まず大前提は「国土交通大臣の認定を取得している事」

国土交通大臣の認定を取得していない制振装置は多くあります。

それは取得したくないわけではありません。

ただ、温度変化等によって数値のばらつきなどで

認定の取得がかなり難しいため

取得でできていないというのが本当の所のようです。

ここで登場するのが温度変化というもの。

家の仕上げより室内側で、直射日光等を受けないとしても

冬と夏では外の温度が変化します。

温かい時と寒い時。

オイルや接着剤を使用している一部のダンパー等の制振装置は

その熱の影響を受けることがある。

その時に地震が来たとすると、本来の力が発揮されるのでしょうか?

 

いざという時は予告がありません。

この瞬間かもしれませんし、数十年後かもしれません。

その1瞬そして1瞬が繰り返されて時に

しっかりと家を守ってくれるダンパーを探していました。

その結果が金属流動のダンパーです。

 

御殿場のように寒い冬でも、

異常気象と言われる猛暑の日でも

どんな環境でも本来の力が発揮できる制振装置。

 

そして腐食や熊本地震のような複数回の地震でも

揺れを減らすことができることを

実物大の振動実験も行った

金属流動のミューダムをYAMATOの家では導入しました。

 

もちろんその他には施工のしやすさというのも重要。

さらにはコストや定期的検査が必要ない事など

オーナー様ご家族の負担が少ない事も重要でした。

 

これがYAMATOの耐震そして制震です。

実際はまだまだお伝えしきれていない事が

日々の家づくりで行われています。

それは間取りの時からスタートしています。

そのあたりもまたの機会でご紹介させて頂きたい。

 

ただ、耐震だけが家づくりではない。

この耐震を実現しつつも注文住宅として

オーナー様ご家族がこだわれる家づくりが

今週末のYAMATO板妻の家づくりでもご覧いただけます。

このカッコイイ外観もすでにYAMATOの家の耐震をクリアしたからこそ

今あの場所に建っています。

 

5日間にわたってながながご紹介させて頂きました。

でも結果は5日間でも足りませんでした。

それでも少しでもYAMATOの家の耐震ってこんな感じなんだ。

それが伝わっているとうれしいです。

5日間ありがとうございました。

 

一級建築士 峯田

YAMATOの耐震 PartⅣ

すでに4日目に突入中のYAMATOの家の耐震ブログ・・・

 

文字ばかりですみません。

設計が行う耐震って「文字と数字」ばかりなので

写真というわけにもいかないのです。

 

なので今日は実際の現場写真を使いながらご紹介します。

先ずはここまで触れていないけど、

家の重要な部分と言えば「基礎」!!

これがYAMATOの家の基礎の風景です。

鉄筋がびっちり!!

建築基準法の規定よりもさらに細かく、そして鉄筋は太く!

そしてこの写真は第三者機関が行う配筋検査の風景です。

見えなくなる鉄筋の施工状況や図面との整合性を

職人さん、現場監督、そして第三者からも見てもらいます。

さらに基礎でYAMATOの家がちょっと変わっている部分。

それは家の隅にあります。

家の角(隅)は地震などの力を受けやすい部分。

なので構造部材もしっかりと配置されるのですが、

そもそもしっかり基礎が絶えてくれないといけない。

そのためにYAMATOの家では全ての家に「ハンチ」とよばれる

角を補強する施工をしています。

ただ・・・コンクリートを三角形につくっているだけ・・・

そういう施工する会社さんもいらっしゃるようですが、

YAMATOの家ではしっかりと鉄筋も入ったハンチをつくります。

これがハンチのコンクリートを施工する前の配筋状況です。

「引張力に強い鉄筋」「圧縮力に強いコンクリート」

このどちらの力にもしっかり耐えられるハンチが大切です。

 

さらにアンカーボルトと呼ばれる基礎と土台をつなぎ合せる金物。

建築基準法では2.73m以下。

YAMATOの家では1.82m以下。

土台と基礎をしっかりつなぎ合せるために

細かな間隔でアンカーボルトと呼ばれる金物を設置します。

 

これをやると基礎職人さんから

「YAMATOの家の基礎は面倒・・・」

という言葉がいわれますが、

職人さんのための家ではなく

オーナー様ご家族のための家なので気にしません♪

というより、基礎職人さんも面倒と思うほど

基礎が頑固に出来ているという褒め言葉として受け止めています♪

今日は基礎・・・

そして明日は2019年からの登場のあれをご紹介させて頂きます!

 

一級建築士 峯田

YAMATOの耐震 PartⅢ

耐震についてのブログ3日目になります。

文章ばかりでつまらない部分かも知れません。

ご興味ある方だけがご覧いただければと思いつつ

今日も引き続きYAMATOの家の耐震についてご紹介させて頂きます。

 

YAMATOの家では静岡県建築基準条例の

静岡県地震地域係数を採用しつつ、

屋根を重い瓦で検討するうえ、さらに社内規定で

構造部材の配置を決定している。

しかも在来軸組工法の筋交いと

2×4工法の構造用面材をどちらも使う

ハイブリッド構造を全棟で行っているという事を

昨日ご紹介させて抱きました。

 

ただ、ここで耐震ってただ構造部材を増やせばいいのか。

建築基準法の1.25倍で耐震等級2。

建築基準法の1.5倍で耐震等級3.

 

そうなってしまうからこそ耐震等級2の家の1階が倒壊したのでは?

 

YAMATOの家ではもちろん構造部材の数は明らかに多いです。

でもその部材の配置を決める時には「偏心率」というものを採用しています。

ざっくりの説明になっていしまいますが、

物には安定した重心というものが存在しています。

簡単なイメージだと振り子の真ん中。

もちろん家にも重心はあります。

その重心は家の形が変われば絶対に違う。

その家ごとに重心が存在します。

その重心と構造部材の配置した構造部材の強さの中心の剛心。

すごい大げさな事を言うと、家の片側だけに構造部材を配置すると

横からの力を加えると、構造部材のない反対側にひねるようになってしまう。

これは家の重心と構造部材の剛心が離れすぎる「偏心率が悪い家」

これはいくら構造部位を多く入れてもあまり耐震は優れていない。

 

偏心率は0に近いほど「偏心率が良い」となります。

そのため建築基準法ではこの偏心率を0.3以下と定めている。

でもYAMATOの家では法律よりさらに倍の厳しさにして0.15以下としています。

家が地震のエネルギーを受けてもねじれにくい。

ということは家の形に合った耐震になっているという事です。

 

さらにこのハイブリッド構造をしっかり支える柱。

家のある柱の数は規模によってさまざま。

そして2階建ての住宅を一般的と考えると、

1階と2階で柱の位置がずれていることが多い。

この上下階での柱のズレが多いと、

1階には柱がないのに、2階に柱がある。

イメージわきますか?なんかちょっと不安になりませんか?

これが「柱の直下率」と呼ばれるものです。

上下階の柱の位置がどれほど合っているかのパーセンテージ。

これもYAMATOの家では60%が最低基準です。

一般的に推奨値として言われるのが50%。

ただ、そもそも直下率の話しは建築基準法には規定がありません。

なんので50%どころか極端な事を言うと0%でも法律違反にはならない。

熊本地震後に基準法の改正で登場するのではないか。

すこし賑やかになった時期もありましたが今は静か。

でもYAMATOの家では法律の規定がなくとも

社内規定での柱直下率も耐震にとっては重要と考えます。

 

ハイブリット構造の構造部材を多く設置し、

それらをバランスよくさらに上下階での立体的な耐震の検討を

有資格者の建築士が行うYAMATOの家の耐震。

 

ただ、これだけでは終わらないのがYAMATOの家の耐震です。

明日にまだ続きます。

 

一級建築士 峯田



 
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