快適な家 その2
前回、快適な家にするための
ハードな面の代表を5つ上げさせていただきました。
①断熱材
②高断熱な窓
③窓の配置
④湿度
⑤換気
まだまだありますが、一度に理解し実行するのはなかなか難しいです。
そこで、今回はソフトの面での冬の快適な過ごし方です。
私たちYAMATOの家は「家」とついている以上、
家づくりをサポートするのが仕事です。
ハードな面は家づくりで実現できることばかりですが、
ソフトな面はオーナー様にきっかけを与えることしかできません。
では、そのきっかけとなるソフトの面とは?
①色を上手につかう
→下の写真を見てください。左はオレンジ、右は水色です。
冬にこの2つの色を見ると、左側は暖かそうに見え、左は寒く見えると思います。
これは、色の持つ力です。私自身、カラーコーディネーターと色彩検定の資格を持っています。
その中でも、この色が持つ力と言うことを多く学びました。
これは、冬に見る場合と夏に見る場合で感じ方が異なってきます。
夏にこの写真を見ると、左は熱く感じられ、右は涼しく見えます。
この要素を、家づくりではカーテンの模様替えやクッションカバーの取り替えなどを行うことで
暖かさや涼しさを感じ、快適に過ごすことができるようになります。
②食事で快適に
→冬になると、「お鍋が食べたい」そんな風に感じますよね。
また、テレビなどを見ていると体の温まりやすい食材の、しょうがや唐辛子など紹介されていることが
多いかと思います。
食についてはプロでないので、詳しくはお話しできませんし皆様の方がより詳しいかと思います。
そんな、食事の準備も快適にできるように私たちでは、よりすぐったキッチンやオーダーメイドの
収納などをご提案し、より楽しく食事の準備ができる家をご提供しています。
③家族団らん
→最後に一番の願いは、家族みんなで食事をしたり会話をすることです。
話すということはとてもエネルギーを使います。大袈裟ですが、カラオケで歌うと汗をかいたりしませんか?
声を出すことは体のエネルギーを消費するんです。これも専門外なので詳しくはお話しできません。
そんな、家族団らんができる機会をご提供することは、家づくりでも可能です。
吹き抜けを作ったり、子供部屋に鍵やテレビのコンセントを設置しないなど。
少しでもリビングやダイニングなどで家族が揃える機会をつくるご提案も行っています。
本日は、ソフトな面での3つの快適な過ごし方をお話ししました。
私たちは、オーナー様の家族ではないのでどのように家庭を築かれるまでご提案できません。
でも、家づくりが終わった後に家族で快適に過ごしてもらいたいというのが、
「YAMATOの家」の願いです。
快適な家
前回のブログの
「その寒さは当たり前ではありません。」
にて、今求められている家や
窓から熱が逃げやすい事などを書かさせてもらいました。
では、実際にどうすれば快適な家になるか。
ハード面を中心に書かさせていただきます。
快適な家にするためには。
①断熱材を吟味し、しっかりした施工ができるか確認する
→前回のブログにて断熱材は相当の厚さに変更しない限り性能は変わらないとお伝えしました。
でも、屋根+壁+床で約33%の熱が逃げます。
それを防ぐためにも、断熱材は何を使っているのか施工は大丈夫かなど事前に確認しておくと
後で、寒い家に住むことは防げます。
②断熱性の高い窓を使う
→室内の熱の約52%が窓から逃げていきます。
アルミサッシを使ったり、ただの複層ガラスを使うことは絶対に快適な家にはなりません。
オール樹脂サッシ+Low-e複層ガラスは当たり前です。
家づくりのご提案を受けている方は、担当者に「熱貫流率はいくつ?」と聞きましょう。
答えることができなかったら、窓が快適な家に重要な事を理解していない証拠です。
③バランスの取れた窓の配置
→窓から熱が逃げやすいなら、窓が無い家にすれば良い。
これは極端ですし、静岡のように比較的温暖な地域では逆にデメリットになります。
家は1度しか作れませんが、シミュレーションはいくらでもできます。
家づくりのご提案を受けているなら、必ずシミュレーションを行ってもらい、
冬に日の光が入り、夏には遮蔽されているか十分確認しましょう。
④湿度を快適に保つ
→快適な温度と快適な湿度はペアで考えましょう。
冬の快適な湿度は40~50%と言われます。
湿度の落ちやすい冬には加湿器をしっかり準備しましょう。
さらには、塗り壁など調湿効果のある仕上げ材料を選びましょう。
⑤効率の良い換気を行う
→一般の家には2時間で1回以上、室内の空気を換気させることが法律で決まっています。
これは、やらなければならない事なのでしょうがないですね。
ただ、換気を必要以上にしなければいけなくなる要素があります。
それは、石油ストーブです。おそらく石油ストーブを使って規定通りの換気を行っている
方は少ないでしょう。
石油ストーブは熱と消費エネルギーの効率があまりにも悪すぎます。
しかも、室内空気を汚染してしまう。
一番効率がよいのは、実はエアコンです。
空気が乾燥するなどの理由で、エアコンの暖房がお嫌いな方もいらっしゃると思います。
でも、石油ストーブの方が室内空気を悪化させます。
エアコンにも良し悪しがあるので、安易に選んではいけません。
以上、5つの重要ポイントを上げさせていただきました。
まだまだ、快適な家には必要不可欠な内容が多いです。
徐々にご理解いただくためにも、本日はここまでです。
家づくりが進行中、これから家づくりをご検討の方など
1つでも不安要素があったら、今のうちに取り除きましょう。
我慢する家にならない様に。
そして、快適な家を手に入れましょう。
その寒さは当たり前ではありません。
家の中で快適に過ごしたい。
それはごく普通のことです。
「省エネ性と快適性のどちらを優先するか」というある企業の調査によると
66%の方が快適性と答えました。
40代未満だと約70%の方が快適性と答えています。
それでは、快適な家にするにはどうしたらいいのでしょうか?
今までは断熱材を充実すれば快適になる!
それはもう限界です。
実は、冬の場合
室内の52%は窓から、壁からは19%の割合で熱が逃げています。
勘の鋭い方は、ここでもうお気付きでしょう。
実は窓から逃げている熱が半分以上なのです。
今お住まいの家が寒いのは、窓の断熱性が悪いことがほとんどです。
それに気づかず、断熱材を高性能にすれば快適のはず・・・
そして住んでみたら、寒かった
でも、今まで住んでいた家より暖かい。
それは当たり前です。
全てが新しい基準の断熱材を使えばそれなりに暖かいです。
でも、根本的な解決にはなってません。
そして、それを知らないばかりに我慢して生活する。
我慢して新築の家に住みますか?
我慢して生活するのは当たり前。
そんなのは決して当たり前ではありません。
今日は、その当たり前を忘れて頂ければ幸いです。
次回は、どのようにして快適な家になるかをお送りします。
楽しい家づくり
もう間もなく、「YAMATO御殿場の家」のお引き渡し。
引き渡し書類の準備をしている中、
家づくりの思い出がたくさんありました。
そんな中の1つが「打ち合わせの議事録」
YAMATOの家では、打ち合わせの内容を
すべて議事録として作成しています。
どんな事を話したか、
何を決めたか、
ご要望は何だったか。
この議事録は、お客様代理人、設計、監督の3人が内容を確認した上で、
オーナー様に確認していただいています。
私たちの説明が伝わっているか、
オーナー様の話した内容をしっかり理解しているか
など、コミュニケーションのツールとして重要視しています。
「YAMATOの家」は余計な経費をかけないと言う方針があります。
かといって、事務的な書類を省くということではありません。
オーナー様の意図した要望が、家づくりに反映されていなければ
壊してやり直したり
無駄な工事が発生したり
と、それこそ余計な経費がかかります。
そして、家づくりが楽しい思い出にならなくなる。
ただ一つの書類を作る事に手を抜いたばかりに。
だからこそ、当たり前にお打ち合わせの議事録を作成し
一つ一つ確認していきながら家づくりをする。
それはYAMATOの家では当たり前です。
YAMATOの家と一緒に楽しい家づくりをしましょう。
|