地元のものを使うということ
新国立競技場の建設が着々と進んでいますね。
先日、あるオーナー様と話題になったのですが、
新国立競技場は47都道府県から木材を調達しているのだそうです。
そもそも、今回の設計者である隈研吾はインタビューで
「木だから和風モダンという見かけの次元ではなく、
日本では、木を現代においてどのように丁寧に扱うか、
エッジの部分の仕上げにも配慮して、そのあたりまで海外の人にぜひ見てもらいたい」
と答えています。
その中で、日本では古くから親しまれてきた
木材の軒・庇を47都道府県の木材で造るという試みです。
面白いなぁと思ったことは、軒・庇は新国立を360度囲んで
各県がある方位にその地方の木材を使用することです。
例えば、北海道・東北地方は北側、関東地方は東側、近畿地方は西側というように。
ちなみに、観客が入場する3つのゲートの軒には被災地の木材
(北、東側は青森、岩手、宮城、南側は熊本県の木材)を採用するとのこと。
まさに全国の都道府県・人が一体となっているイメージですね!
静岡県は、天竜スギ材が使われるそうです。
完成した暁には、どの場所に使われているか実際に見てみたいです♪
YAMATOの家でも、地産地消・地域活性として
北駿材を使用することがあります。
地元のものを使う、ということは愛着を持つことに
少なからず繋がるなぁと改めて思いました。
2018/09/05