雑草・・・
先日、綺麗な菜の花畑を通りがかったとき
「菜の花は雑草にも負けないくらい強い」
という話を聞きました。
そのとき雑草とはそもそも何か?と疑問に感じ
ちょっと調べてみました。
長くなりますので、お暇なときにでも読んでみてください。。
まず、雑草の定義としては以下が挙げられています。
1.農学の立場からみて、「作物に直接または間接的な害をもたらし、その生産を減少させる植物」
2.植物生態学の立場からみて、「人間活動で大きく撹乱された土地に自然に発生・生育する植物」
3.一般人の立場からみて、「人間の身の回りに自生する草」
4.人類の活動と幸福・繁栄に対して,これに逆らったりこれを妨害したりするすべての植物
要は、「勝手に生えてきた(人間にとって不利益となる)植物」
のことを指すのだと思いますが、
そう定義づける人間も大分勝手ですよね。笑
また、このような話も見つけました。
かつて昭和天皇は、「雑草という名前の草はない」ということを
おっしゃったことがあるようです。
侍従の一人が庭の芝を刈っていた際、通りがかった昭和天皇に
「雑草が生い茂っていて手を尽くしたのですが、残ってしまいました。」
と伝えたところ、昭和天皇はいつになくきつい口調で
「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。
どの植物にも名前があって、それぞれ自分の好きな場所を選んで
生を営んでいるんです。人間の一方的な考えで、
これを切って掃除してはいけませんよ」
とおっしゃったとのことでした。
昭和天皇のお人柄があらわれているような話ですよね。
実際に庭仕事をしているとそうも言っていられないと思いますが、
今後雑草を刈る際にちょっとためらいそうです。。
その他にも、雑草と野草の違いなども調べましたが
収拾がつかなくなりそうなので興味のある方は調べてみてください♪
オオバコ。踏みつけに強く、人などがよく踏む道端などの場所でよく見られる。
踏みつけが弱い場所では、高くのびる性質を持たないので、他の草に負けてしまう。
(あえて踏みつけられる場所に生えるなんて面白い!)
たかが雑草・・・されど雑草・・・。
身の回りに生えている草に改めて目を向けてみると
見え方が変わってくるかもしれません。
2018/04/18