次世代
先日、会社の食事会の帰りにタクシーに乗ったのは、実に14ぶりのことでした。
乗車人数が多くなければ、後部座席から乗車するのが一般的かと思いますが、
正直なところ、段差が高く、足元も狭いような印象がありますので、
膝があまり曲げられない方などにとっては辛い体勢で座らなければならない場合もあります。
最近、トヨタ社が発表した 『次世代タクシー』 が注目を集めていることをご存知ですか?
日本のタクシーの約80%がトヨタ社製なのですが、
この次世代タクシーは、バリアフリーに配慮したつくりになっているので、車いすに乗ったままで乗車ができ、
そのまま進行方向 (正面) に向きが変えられるほどの広さがあります。
通常のタクシーと異なり、スライドドアなので引き戸のように強風でドアが閉まる心配もありません。
『使い勝手』 と 『安全面』 に考慮し、開く時は早めに、閉める時はゆっくりになるように出来ているそうです。
手すりは高い位置にも低い位置にも付いているので、身長差などにも対応可能となっており、
ハイブリッド車という事で環境にも優しいタクシーです。
パラリンピックも開催される2020年のオリンピックイヤーには、この次世代タクシーが大活躍するのでは?
と、期待が持たれています。世界中の人が集まるこの機会に、高い日本の技術が広まると良いですね。
2016/12/20