『あの人』と『あのモノ』は今
皆さんは、幼なじみとの交流はありますか?
私は、子供の頃から転校が多く、落ち着いた環境が少なかったため、
幼なじみとの交流は一切ありません。
基本的にどの土地もアウェーという事で、未だに同窓会の連絡すら来ません。
私が子供の頃から変わっていないところ・・・
それは、人と話すのがあまり得意では無いと言うことです。
幼稚園に入園した際、先生にも心を開かなかった記憶がありますが、
一番、最初に話しかけてくれた少年がいました。
その少年と遊ぶことが楽しくて、幼稚園に行くのがとても楽しみだったのですが、
小学校へ入学して直ぐに少年は、母方の実家へ引っ越すために転校してしまいました。
とてもがっかりしたのですが、子供ながらに覚えているのは、
「どこへ引っ越すの?」 と尋ねると 「宮崎県の日向市っていう場所だよ」 と言う会話です。
台風16号の影響で、宮崎県日向市では、24時間雨量が578mmと、観測史上最大と
なり、大変な思いをされた方も多くいらっしゃると思います。
子供の頃は、家にあったテレホンカードを持ち出して公衆電話から宮崎の友人に電話を
かけていましたが、遠方のためか、結構な速さで度数が0になってしまい、あまり話すことが
出来ないことを知ったお父さんが用意してくれたモノがあります。
それは・・・
※ウィキペディア(Wikipedia)より
用意してくれたのは、公衆電話!!では、ありません。(笑)
カードの残り度数を見ていただくと分かるのですが、通常の 『50』と言う表示ではありません。
これは、NTTの 『カードC』 と言うテレホンカードようなもので、
通話料金が後払い出来るようになっていました。
これなら、途中で『ブーッ!!』 となり、通話が切れることもありませんが、
『切れることが無いなら』 と、毎日何時間も話していた子供ながらの考えは今思うと恐ろしいです。
何も言わずに料金を払ってくれていたお父さんに感謝します。
数は減ったものの、公衆電話は今でもありますが、若い人達はカードCの存在を絶対に知らないでしょうね。(笑)
カードCは、携帯電話の普及により、2011年でサービスを終えたようです。
そして、宮崎に引越したI少年が元気で暮らしていることを祈ります。
2016/09/21