福祉のあり方
東日本大震災から本日で5年が経ちました。
改めまして、被災された皆様に心から
御見舞を申し上げます。
そして、同じ年の3月15日の夜には、
静岡県東部を震源とする地震が発生し、
富士宮市で震度6強を観測しました。
その日は、風邪で体調を崩し、2階の部屋で
寝ていましたが、膝に障害がある私は、階段を
1段ずつしか降りる事が出来ず、走ったり、
かがむ事も出来ないため、避難すると言う点に
ついては、一生向き合って行かなければならない
問題に不安を感じています。
その翌日からは、1階の部屋に移動しました。
もう一つの問題点は、障害をお持ちの方であっても
見た目では分からない方がたくさんいると言う事です。
私も近所以外では、駅の階段で「立ち止まるな」と
怒鳴られたり、障害者用の駐車スペースに車を停めた
直後に「非常識だと思わないのか?」と注意された
事もありました。
しかし、松葉杖を携帯していると知らない土地でも
親切にしていただける事が多く、福祉用具等を必要と
しない方と比べると、不公平な感じがしました。
高齢者や障害をお持ちの方は、日常生活でも不安や
心配を抱えている方がいらっしゃいます。
もしもの際は、地域ぐるみで協力し、そう言った
方々の事をぜひ支えてあげて下さい。
2016/03/11