日本庭園って、いいなぁ～  

自宅から散歩がてら沼津の御用邸へ。

この時期になると「竹」をつかったイベントが開催されます。

いろんな作品があるので時間があれば是非。

って私が見たかったのはそれよりも「庭」

特に、竹をつかった「垣根」です。

今風にいうと「目隠し」とでもいうのでしょうか。

垣根と言ってもものすごい種類があります。

「四つ目垣」「建仁寺垣」「御廉垣」「龍安寺垣」・・・

 

その中でも「沼津垣」っという沼津ならではの垣根があります。

それがこちら。

御用邸にもあちらこちらで見ることができますが、

これをつくるのはものすごい大変。

私も作ったことがあるのですが、

箱根竹っという細い竹を洗って、磨いて、矯正して、

数百本を準備してから、こんな風に編み込みます。

一本一本、ひもや針金を使わずに編み込んでいく。

力と繊細さを要求されるかなり難しい垣根。

幅９０ｃｍを作るのにものすごい時間がかかりました。

実際に私がつくった「沼津垣」です。

今はあるお客さんの玄関わきに納めさせてもらいました。

 

ただ、こういう日本庭園の伝統的なデザインというのは

時間が経っても美しい。

日本庭園に憧れをいだきつつの休日でした。

2016/11/09