着工の許可
建築士って図面やデザイン、プランニングばっかりしている?
実は、その他にも裏方として多くの事を行っています。
今日はその中の1つ、「確認申請」のご紹介。
確認申請って?
オーナー様ご家族の家が、法律に基づいた家になっているか、
着工前に図面や書類で検査を受けます。
これは建築基準法第6条に規定されていて、一部の建築物を除き
建物をつくるときには必要な手続きです。
一般的な配置図や仕上げ表、平面図はもちろん、
数字ばっかり書いてある構造計算図書というものも
こまかなチェックを受けます。
本日もあるオーナー様ご家族の確認申請を提出しました。
法律に関係する内容の記載があるか、間違っていないかなど、
赤鉛筆で片っ端からチェック。
あっ、デザインに係る間接照明とかはまったくチェックされません。
書類が終われば、図面。
完全な注文住宅のYAMATOの家。
規格住宅でないのでチェック時間もやっぱり長い。
よ~やく終わったかと思えば、今度は図面の説明を求められる。
これはどうなっているのか、なんでこのような解釈をしたのか。
まぁ重箱の隅をつつくような質問攻め。
質問攻めを終えると、やっと公式な書面が発行される。
この書面がないと、絶対に着工しちゃいけない。
それこそ法律違反になりますからね。
いや~、今回の役所の担当者もかなりの強者でした。
本日、無事に着工許可がいただけました。
よ~し、次は飯塚からブログで投げかけられた直下率住宅の検討。
やっと楽しい家づくりへ!!
2016/07/26