１０ミリの世界

日曜日は現場からのＬＩＮＥもなく、

電話もならないのでとても日。

 

ただ飯塚さんの打ち合わせや、

日ごろからたまってきている業務や、

会社のことやら平日に時間が作れないものを

ここぞとばかりにこなすのが日曜日。

 

小宮山さんが書いた図面をもとにパースをつくったり・・・

 

そういえば昨日、棟梁からの電話。

家づくりのなかでも日々いろんな改良を加えていっていますが、

最終、現場での調整が必要なときもあります。

ただ、それは最終手段。

前回、水道職人さんからの指摘があった内容が

１０ｍｍ開口が小さかったという内容でした。

これは設計において新しい試みを行い、

その通りに棟梁が作ってくれたけれども

微妙な仕上がりの部分がうまくなかった。

 

あと１０ｍｍ移動させておけばよかった。

これを棟梁が気にして、

今回の図面は１０ｍｍ考慮された寸法か確認の連絡でした。

 

図面を見ると・・・

見事１０ｍｍ考慮されている。

これ、私が書いた図面ではなく小宮山さん。

日ごろからかなり細かなチェックや指摘事項の改善など、

こういったところにすぐ結果が出てくる。

 

そのうえ、棟梁も気にしてくれてあるという、

現場と設計の二重チェックが働いた瞬間。

 

１０ｍｍ・・・１ｃｍ・・・

たかがこの小さな差ですが、

素晴らし情報の流れ。

 

本当に小さな値かもしれませんが、

こういうのがすっきり行くと、

職人さんたちもすごくスムーズに仕事ができる。

その結果、さらに素敵な家が完成する。

 

こういうのが私は注文住宅の面白さと感じてしまう。

小さな良きことが面白かったので

ちょっとマニアックですがご紹介させていただきました。

 

by　Mineta

 

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2022/07/31