オリンピックの裏側で・・・
東京オリンピック。
いろいろゴタゴタもありましたが、
とにかく出場選手たちが日々活躍され、
結果も重要なのかもしれませんが、
人が一生懸命になっている素敵な姿をリアルタイムで
見ることができる機会があるということが
すごく恵まれている状況だなと感じる日々です。
さて、東京オリンピックの裏側で、
しれっと発表になったことが気になりすぎます。
7月25日(日)のネットニュースの内容。
2030年度までに温室効果ガスを13年度比で46%削減する
目標達成に向けた政府の地球温暖化対策計画の原案について。
7月21日に資源エネルギー庁の資料。
その20ページの内容を見ていきましょう・・・
いえいえ、ここでは見せられないので、
全部を見たい方は「エネルギー基本計画(素案)の概要」をご覧ください。
その中で皆さんに関係のある部分が「家庭部門」です。
皆さんの部門がどの程度減らす必要があるかご存じですか?
2013年度の家庭部門のCO2排出量が「2.08億t」
これに対して、
2030年度には「約0.7億t」にするらしいです。
約66%の削減することをさらっと素案ですがつくったらしいです。
あと9年ですよ!?
1.38億tを9年で毎年減らしていくとなると、
1年あたり0.15億t以上の削減。
削減する最初は大きく減少する可能性がありますが、
2030年度に近づけば近づくほど何かしらの強い方法をもたなければ
尻つぼみになる。
これが2018年の「エネルギー基本計画」にある、
「高性能建材の価格減少」や
「省エネ基準の適合の義務化」が今現在実現しているのであれば
私も納得しているのかもしれません。
が!!!
2018年に書いたエネルギー基本計画・・・
3年経っていかがでしょうか?
YAMATOの家が使っている高断熱のオール樹脂サッシ。
高性能建材に分類されるかと思いますが、
3年経って価格が変わったか?
どちらか2019年の消費税増税などのタイミングで
こういった高性能建材は価格が上がったのでは?
さらにご存じの通り、
省エネ基準の適合の義務化は文字だけに終わり・・・
YAMATOの家のオーナー様ご家族は失笑して説明を聞いてくれていますが
今は省エネ基準の説明の義務化を法令順守で行っています。
もちろんYAMATOの家は省エネ基準に適合した家になる。
だからこそオーナー様ご家族は失笑している・・・
これで残り9年・・・
どのように乗り切っていくのでしょうか。
コロナ禍、自然災害、オリンピック・・・
その中でエネルギー基本計画の内容の実現・・・
絵にかいた餅?
それとも政権が交代するとしれっとなくなる?
言葉だけではなく、
まずは省エネ基準の適合の義務化を忖度なく行ってくだされば
高性能建材の需要も高くなり、価格減少にもつながることとなるのでは?
文章をいっぱいつくることではなく、
物事が動くように法改正をお願いします!!
という批判のようなブログになりましたが、
私としては日本の家づくりが・・・
というほど大きなことはいいませんが、
皆さんが「いい家」を手にしやすくしてほしいからこそ、
こういったブログを今日は書かせていただきました。
YAMATOの家 峯田
一級建築士事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
2021/07/28