知的生産性と温熱環境
ネットサーフィンをしていたら面白い論文を見つけたので
今日はその論文をかいつまんでご紹介させていただきました。
ブログのタイトル通り
知的生産性と温熱環境の関係性についての論文でした。
よく日本の生産性は世界で・・・みたいなニュースもありますね。
ではまずは知的生産性とは?
反対の言葉として使われるのが「労働生産性」
こちらの方がイメージがわきやすいですかね。
1つの商品を1人の人が1時間あたりどのくらいつくるか。
これは労働生産性のすっごく簡単な説明です。
身体なども用いてものを作り出す。
この反対というと・・・
物を作り出すというかどちらか「創り出す」
機械や建物の設計、商品の企画など・・・
そう!注文住宅の設計も知的生産性が関係しています。
おそらく今の世の中で在宅ワークをしている人は
仕事の内容が知的生産性に関係しているかもしれません。
私も知的生産者らしいですが、バリバリ御殿場の事務所で設計中!
築数十年の自宅より事務所の方がはるかに高断熱・高気密で
温熱環境や換気設備、空調設備やネット環境も全て抜群なので・・・
さてこの知的生産性と温熱環境に関係性がある。
というのが私が見つけた論文の結論でした。
寒かったりするとやはり身体的な運動能力が低下する。
これはまぁ温熱環境の入り口の部分。
ただ、頭の思考回路がうまく動かなくなるらしいです。
パソコンのタイピングの正確さも
寒かったりする室内環境より
適温の室内環境のほうが30%程度アップする。
そんな結果も見つけました。
ということは・・・
在宅ワークしている皆さんの今の部屋の温熱環境。
在宅ワークで同じ仕事をしていても
高気密・高断熱の家で在宅ワークしている方のほうが
知的生産性が高い可能性が十分にあります。
会社だと同じ環境下なのであとは個人能力の差かもしれませんが、
在宅ワークだと家の断熱性が皆さんの仕事の成果を左右しているかも!!
ちなみに、温熱環境と合わせて、
光環境の論文もありました。
どうやら明るいと光環境的な満足度は上がるようですが、
知的生産性が向上する・・・とは言いにくいらしいです。
なので在宅ワークするところがちょっと暗いせいで
仕事がはかどらない・・・
とおもっていたら間違い!
どちらかというと寒さが大きな原因です。
さくっと見た論文の内容でしたが、
なかなかおもしろかったのでもうちょっと調べてみたいと思いますが、
まずは入り口部分を皆さんにご紹介させていただきました。
家の性能・・・
こういう部分までしっかり知識に入れてくると
どういう家づくりが大切か、判断が変わってくるかもしれませんね。
YAMATOの家 峯田
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2021/01/23