次の税金!?
消費税10%も目前に迫っている中、
ニュースでチラッと出ていたのが次の税金のお話。
消費税が上がる前にこんなニュースが出始めているのもビックリ・・・
と言いたいところですが、
私のブログでも約1年ほど前に紹介させて頂いていました。
日本政府が次の税収として検討し始めたのが「炭素税」です。
日本ではなじみがかなり薄い税金の名前ですが、
1990年にフィンランドで世界初で導入された税金です。
炭素税というとイメージがわきにくいかもしれませんが、
地球温暖化対策のための税金と言った方がまずはわかりやすいかもしれません。
ざっくりの説明になってしまいますが、
環境負荷が大きいCO2の発生するものを使う企業や人から税金をとるぞ!
というのが炭素税の簡単な説明です。
個人からなんて取れないじゃん・・・とれるわけないじゃん・・・
と思うかもしれませんが、徴収できちゃうんです!!
今、皆さんの手元に電気代の明細はありますか?
御殿場だと東京電力の管轄なので東京電力から明細が届いているかと思いますが、
その中に「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がありますよね・・・
1kwhあたり2.95円・・・
これは太陽光などの再生エネルギーの買取にかかる費用の一部を
消費者の皆さんが負担している事。
無理!!といっても毎月かならず徴収される。
これと同じ原理です。
ガソリンや灯油の原油や火力発電を動かすための燃料。
これらに炭素税がかかると・・・
ガソリンや電気代が値上がりするかもしれない。
そう、企業の負担分が最終消費者に来る。
みずほ総合研究所が出した資料によると、
炭素税が導入されると「1年あたり1200円程度の光熱費がプラスになる」
とういうデータもありました。
まぁまだ検討に入ったという事ですが、
10年前ぐらいからくすぶっている税収の検討なので
具体的に動き出す可能性があることは否定できないかもしれません。
世界的にも地球環境の負荷軽減を推し進めていることもありますし。
こういうときに個人がなにができるか。
電気やガスを使わずに生活することは現代社会では難しい。
なので住宅においては省エネな住宅を手にするというのが
実は大きな節約になる可能性が高いです。
電気をこまめに切る。
これも大事ですが、冷暖房負荷が低減できる住宅だと、
気が付かないうちに節約できる。
そんな炭素税と共に共存する日本社会がくるのかもしれません。
今日はちょっと気になったニュースがあったのでご紹介させて頂きました。
YAMATOの家 峯田
2019/09/02